空港・駅・店の時間と、扱うお金の種類は、2026年10月23日に、各空港・鉄道会社・コンビニ・銀行の公式の案内で確かめたものです。街の両替機の写真と掲示は、2026年10月17日に東京で私たちが見たものです。時間や扱うお金は変わることがあります。両替のレート(交換の値段)は比べていません(お金の助言ではありません)。
自分の国のお札を、財布に入れてきた。日本に着いたら、どこで円にすればいいのか。空港で全部替えるのか、街まで待つのか。そもそも、自分の国のお札は日本で替えられるのか。
私たちのズバリはコレ! ― 着いた空港で、その日の分だけ。街では、機械の前で自分の国旗を探す
迷ったら、私たちはこうします。
- 着いた空港の到着ロビーで、その日に使う分だけ替える。 宿に着くまでの交通と、その夜の食事の分です(いくら要るかは「日本旅行に、現金はいくら要る?」で数えられます)
- 街で足りなくなったら、両替機か両替所の前で、自分の国の国旗と通貨の文字(KRW・TWD・THB・IDR など)を探す。 あれば、そこで円に
- 見つからなければ、海外のカードが使えるATMで円を下ろす。 セブン-イレブンのATMなどで使えます
- 銀行の窓口は、当てにしない
空港で全部を替えなくていいのは、レートの話ではありません。着いたその足では、街のどこに両替機があるかまだ分からない。でも、あとで足りなくなっても、替える道もATMもあるからです。
根拠はこう
大きな空港の到着ロビーには、替えられる場所がある。夜通しの所も
着いたその足で替えられるか。3つの大きな空港は、こうです。
| 空港 | 着いた人が使える所(公式の案内) |
|---|---|
| 羽田(第3ターミナル) | 2階の到着ロビーに両替所。24時間 |
| 成田(第2ターミナル) | 本館1階の自動外貨両替機。0時〜24時。有人の両替所(GPA)は7時〜22時 |
| 成田(第1・第3ターミナル) | 有人の両替所(GPA)。第1は北ウイング1階、第3は本館2階。どちらも7時〜22時 |
| 関西(第1ターミナル) | 1階に自動両替機(24時間)。有人の両替所は6時15分〜23時 |
| 関西(第2ターミナル) | 1階の到着エリアに自動両替機(24時間) |
夜通し替えられるのは、羽田の第3ターミナル、成田の第2ターミナル、関西の機械です。成田の第1・第3ターミナルの有人の両替所は、22時ごろまで(日によって違う店もあります)。それより遅く着く日は、空港の中の海外のカードが使えるATMが頼りです(どの空港にあるかは「コンビニのATMで日本円を下ろす」に)。
それに、羽田は、24時間の両替所でも、夜中に点検で閉まることがある、と書いています。夜遅く着く日は、ここだけは頭に入れておきます。
両替機は、台によって扱うお札が違う
街には、外国のお札を入れると円が出てくる機械があります。私たちが東京で見た2台は、こうでした。
- 築地のコンビニの店頭の機械 ― 貼り紙に14の国旗。韓国・台湾・タイ・インドネシアの旗も並んでいます。「24時間」「パスポート不要」とも書いてありました
- 池袋の店先の機械 ― 立て看板に12の国旗。韓国・台湾・タイの旗はありますが、インドネシアとフィリピンの旗はありません
同じ「MONEY EXCHANGE」の看板でも、入れられるお札は台ごとに違います。だから、機械の前に立ったら、まず自分の国の旗を探す。 無ければ、その台では替えられません。
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、店での両替をやめている
三菱UFJ銀行は2020年に窓口の両替を、2023年に外貨の自動販売機もやめました。三井住友銀行も2022年3月末で、店での両替を終えています。どちらも、グループや提携の両替の専門店へ案内しています。ほかの銀行は確かめていません。だから私たちは、街で替えるなら、銀行の窓口ではなく両替の専門店か両替機を探します。
あなたの国のお札は、替えられる?
公式の一覧と、私たちが見た掲示です。
| お札 | 羽田の両替所(第2・第3ターミナル) | ファミリーマートの両替機 | 京阪電車の駅の両替機 | JRの両替センター | 築地で見た機械 | 池袋で見た機械 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 韓国ウォン(KRW) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 台湾ドル(TWD) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| タイバーツ(THB) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| インドネシアルピア(IDR) | — | ○ | ○ | ○ | ○ | — |
| 米ドル(USD) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
○=一覧や掲示に載っている —=載っていない
- 羽田は、空港の案内で「Japan Airport Terminal Foreign Currency Exchange」という両替所(第2・第3ターミナル)に付いている一覧です。お札の古いシリーズや、状態によっては替えられないことがある、と書いています。外国の硬貨は扱いません
- ファミリーマートの両替機は、一部の店にだけあります(公式に店の一覧があります)
- 京阪電車の両替機は、京都・大阪の京阪の駅(12駅)。毎日5時〜24時。1回に日本円で10万円分まで
- JRの両替センター(ビューカード外貨両替センター)は、品川・新宿・池袋・藤沢・大宮の駅にある有人の店です。一覧は35通貨ですが、扱いを止めている通貨も別に出していて、予告なく変わります。 行く前に、公式の案内か店で確かめます
- 成田と関西の空港の案内には、扱う通貨の一覧がありません。成田は、どの通貨もすべての店にあるとは限らない、と書いています。着いたら、窓口の表示を見ます
インドネシアのお札(ルピア)を持ってきた人へ
羽田の到着ロビーの両替所の一覧には、ルピアがありません。着いた空港でルピアを替えられないかもしれない、と思っておきます。
一方、街には、ルピアを入れられる両替機があります(ファミリーマートの一部の店、京阪電車の駅、私たちが築地で見た機械)。JRの両替センターの一覧にも載っています。ただし、池袋で見た機械のように、ルピアの旗が無い台もあります。
着いた日のぶんは、海外のカードが使えるATMで下ろす道もあります。米ドルは、上の表のどこにも載っています。
街で替える ― 3つの場所
1. 両替機(お札を入れると、円が出てくる)
私たちが確かめた両替機(ファミリーマート・京阪電車・東京で見た2台)は、こうでした。
- 外国のお札だけ。硬貨は入りません
- 外国のお金→円の一方通行。 円を外国のお金にはできません
- 画面はいくつかの言語に切り替えられます(ファミリーマートは15言語)
ファミリーマートの機械から出てくるのは、1万円札・千円札・100円玉です(100円より細かい額は出ません)。
2. 両替所(人が窓口で替える)
JRの両替センターは、円と外国のお金を、どちらの向きにも替えられます。お札だけで、クレジットカードでは払えません。空港の有人の両替所(GPA・Travelex・KIX CURRENCY EXCHANGE など)も、この仲間です。
3. 「両替」と書いてあっても、円が出てこない機械
空港や駅には、外国のお金を電子マネーやギフト券に替える機械もあります(Pocket Change)。使い道はありますが、円の現金を手に入れる機械ではありません。
アニメの店などにある「両替機」は、千円札を100円玉にくずす機械のこともあります。こちらは外国のお金とは関係ありません。
替える前に、2つだけ
- パスポートを持っていく。 両替する店は、大きな額(200万円を超える額)では身分の確認をしなければなりません。それより少ない額でも、確認することがあります。築地で見た機械には「パスポート不要」とありましたが、どこでもそうとは限りません
- レートは毎日変わる。 京阪電車の両替機は「レートには両替手数料が含まれます」と書いています。「手数料」の文字だけで比べず、いくら入れて、円がいくら出てくるかを、画面か窓口で見てから替えます
替えられなかったら、ATM
自分のお札がどの一覧にも無い。両替所が閉まっている。そんなときは、海外のカードで円を下ろします。セブン-イレブンのATMなどで、着いたその日から使えます。使い方と手数料は「コンビニのATMで日本円を下ろす」で。
出発前に、これだけ
- 自分の国のお札が、上の表に載っているか見ておく
- 着く空港・ターミナルと、着く時刻を確かめる(夜遅いなら、24時間の窓口か機械の場所を)
- パスポートは、すぐ出せる所に
- 海外で使えるカードを1枚。両替できなかったときのATM用に、暗証番号も
迷ったら、こう決める
着いた日は、空港でその日の分だけ。 宿までの交通と、その夜の食事の分です。
そのあとは、カードで払い、足りなくなったら替える。 両替機の前では自分の国の旗を探し、無ければATMへ。
着いたら、次は街への行き方です。
- 空港から街へ、何で行くか → 「空港から市内まで、何で行く?」
- スマホのネットは → 「eSIMか、SIMカードか、ポケットWi-Fiか」
- 現金はいくら → 「日本旅行に、現金はいくら要る?」
- ATMで下ろす → 「コンビニのATMで日本円を下ろす」