インドネシアの免許で、日本を運転できる?|旅行なら運転はできません。電車とバスで回りましょう

出発前に読む

2026年10月21日・22日に確かめた、日本の警察庁・警視庁・神奈川県警察の案内と道路交通法、国連の条約集をもとにしています(法律の解説ではありません)。決まりは変わることがあります。出発前に、記事の終わりにある公式の案内で最新の内容を確かめてください。

インドネシアで毎日、車を運転している。日本でもレンタカーで回れたら楽そうだ。そう考えて調べている人に、先に答えです。

インドネシアの運転免許証では、日本で運転できません。インドネシアで国際運転免許証を取っても、同じです。

旅行で日本に来るなら、車ではなく、電車とバスで旅を組みましょう。荷物が多い日は、空港からタクシーという手もあります。組み方は、このすぐ下から。

※日本の運転免許証を別に持っている人は、この記事の対象ではありません。

車がなくても、日本の旅は組める

空港から泊まる街へは、電車の1本で

成田・羽田・関西・中部・福岡の5つの空港には、市内まで乗り換えなしで行ける電車があります。たとえば羽田空港の第3ターミナルから品川までは、京急で11分です(2026年10月時点)。

着いたその日から、電車で旅を始められます。

荷物が多いなら、空港からタクシー

家族連れでスーツケースがいくつもある。そんなときは、空港からタクシーで宿まで行く手もあります。乗り換えも、荷物を持って階段を探すこともありません。

たとえば成田空港には、東京の地区ごとに料金が決まった「定額タクシー」があり、前もって予約しなくても乗れます。高速道路の料金は別にかかります(2026年10月22日に成田空港の案内で確認)。乗る前に、運転手さんに定額タクシーかどうかを確かめてください。

街から街へは、電車で。地方を回るなら、JRの地域のパス

東京・大阪・京都のような大きな街の中も、街から街への移動も、電車が中心です。

地方を何日か回るなら、JRには、決まった地域の列車に何日か乗れる旅行者向けのパスがあります(JR EAST PASS、Kansai WIDE Area Pass、JR KYUSHU RAIL PASS など)。どのパスが合うかは、行き先と日数で決まります。

駅から遠い所は、バスで

駅から離れた観光地でも、バスで行ける所があります。たとえば高山から白川郷へは、濃飛バスで約50分です。ただし一部の便は予約が必要です(2026年10月17日に確認)。乗る便が予約制かは、公式の時刻表で確かめてください。

なぜ運転できないのか

日本で外国の人が運転できるのは、次の3つのどれかを持っているときだけです。

  • 日本の運転免許証
  • 1949年のジュネーブ条約に入っている国が出した国際運転免許証
  • 決められた6つの国と地域(スイス・ドイツ・フランス・ベルギー・モナコ・台湾)の免許に、決められた機関が作った日本語の翻訳文を添えたもの

インドネシアは、1949年のジュネーブ条約に入っていません。 翻訳文を添える6つの国と地域にも入っていません。

また、1968年のウィーン条約の様式で作られた国際運転免許証は、日本では使えません。

だから、インドネシアの免許も、インドネシアで取る国際運転免許証も、日本では運転に使えないのです。

「こうすれば運転できる」は、ありません

よく考えられる道を、先に見ておきます。

  • 出発前に、インドネシアで国際運転免許証を取る ― 上のとおり、日本では使えません
  • レンタカー会社に相談する ― 日本で運転してよいかを決めているのは日本の法律で、レンタカー会社ではありません。上の3つのどれも持っていなければ、運転はできません
  • 日本で、日本の免許に切り替える ― 観光などの短い滞在で来る人は、原則として申し込めません

レンタカーだけの話ではありません。日本に住む知り合いの車を借りて運転するのも、同じです。バイク(オートバイ)や原付(原動機付自転車)を運転するのも、車と同じで、上の3つのどれかが要ります。

だから、迷う時間は旅の組み立てに使いましょう。上の「車がなくても、日本の旅は組める」に戻って、空港からの1本を決めるところから始めればいい。