出発前に読む
このサイトでは、日本で運転する前の予習として、警察や国の機関、鉄道会社などの案内をもとにした情報を提供しています(2026年9月時点。法律の解説ではありません)。踏切の設備や案内は、場所や会社によって違い、変わることもあります。運転するときは、現地の標識と、記事の終わりにある公式の案内に従ってください。
日本の踏切では、遮断機が上がっていても、警報機が鳴っていなくても、手前でいったん止まります。
踏切には、「止まれ」の標識が無い
警察の基準では、踏切の手前に「止まれ」の標識を立てないことになっています。
踏切で止まるのは、標識があるからではありません。法律(道路交通法)で決まっているからです。
白い停止線があれば、その手前で止まります。
札が無くても、線路の前では止まります。
踏切が近いことは、黄色いひし形の標識が知らせてくれます。絵は、蒸気機関車のものと、電車のものがあります。
なぜ、上がっていても止まるのか
日本には、警報機も遮断機も無い踏切があります。列車が近づいても、知らせる装置がありません。
時速60〜80kmで走る列車は、止まるまでに約200〜400m要ります。
1本の列車が通り過ぎても、すぐあとに反対の方向から列車が来ることがあります。
遮断機のある踏切でも、同じように手前で止まって、自分の目と耳で確かめます。
止まったら、窓を開けて、見て、聞く
止まったら、窓を開けるなどして、自分の目と耳で左右を確かめます。
トヨタレンタカーの中国語(繁体字)の案内では「停、看、聽」。止まる、見る、聞く、の3文字です。
警報機が鳴り始めたら、踏切に入りません。
渡った先に車が詰まっていて、踏切の中で止まってしまいそうなら、入りません。前の車に続いて渡るときも、自分の車でいったん止まります。
踏切の中では止まらず、一気に通ります。
もしも、渡っている途中で鳴り始めたら
渡っている途中で警報機が鳴り始めたら、急いで踏切の外へ出ます。
遮断機が下りてしまっても、棒は車で押せば出られます。
JAFによると、最近の棒は、車で押しても折れずに、斜め上に持ち上がります。
あわてずに、ゆっくり押して、踏切の外へ出ます。
もしも、中で車が動かなくなったら
- 車を降りて、踏切の外へ出ます。
- 警報機の近くにある非常ボタンを押して、列車の運転士に知らせます。
- 表示されている連絡先に電話します。
非常ボタンが無い踏切では、発炎筒で列車に知らせます。
発炎筒が車のどこにあるかは、出発のときに確かめておきます。
知っていれば、あわてずに済みます。
線路の前では、止まる
遮断機が上がっていても、手前で止まる。止まる、見る、聞く。
「止まれ」の標識と並んで、日本で”止まる”2つのうちの1つです。「止まれ」については「『止まれ』の標識」で紹介しています。