とんかつ|キャベツが先に来る。待つあいだに1皿

とんかつ定食を頼んで、席で待っていると、山盛りのキャベツと、小鉢の漬物(お新香)が、先に届くことがあります。かつが揚がるのは、そのあとです。

とんかつは、豚肉にパン粉の衣をつけて、油で揚げた料理です。ご飯、汁、キャベツ、漬物がそろった「とんかつ定食」で頼むことが多い料理です。

豚肉を食べない人は、「食べられない物を伝えるカード」の記事も見てみてください。

見ておくのは、次の4つです。

・キャベツが先に来ることがある。かつを待つあいだに、1皿目を

・かつが届いたら、ソースにごまを足して

・練り辛子があれば、少しつけてみる

・おかわりできる店なら、ご飯もキャベツも、もう1杯

とんかつは、豚肉のどこを使うかで、主に「ロース」と「ヒレ」の2つから選びます。ロースは脂があってこってり、ヒレは脂が少なくてやわらか。この記事の写真の定食は、ロースかつ定食です。

とんかつの店の外観と入口

1 先に来るのは、キャベツ ― 待つあいだに1皿

待つあいだに、キャベツを1皿食べてしまいましょう。かつが揚がるまでの時間が、そのまま、キャベツの時間になります。

先に届いたキャベツの大盛りとお新香

松本のかつはな亭で、キャベツとお新香が先に来ました。ロースかつ定食が来る前に、私はキャベツを一皿食べてしまいました

キャベツには、テーブルのドレッシングをかけます。ドレッシングが2種類あれば、2皿目は別のドレッシングで。同じキャベツで、2つの味が楽しめます。とんかつのソースをかけて食べるのも、おすすめです。

卓上のドレッシング2本

2 かつが届いたら ― ソースに、ごまを

かつが届くと、定食がそろいます。切り分けたかつ、ご飯、汁、キャベツ、お新香。かつはな亭では、汁は豚汁(豚肉と野菜の入ったみそ汁)でした。

揚げたてのかつをひと口かじると、衣がさくっと鳴って、中から肉の甘みと脂のうまみが広がります。これが、とんかつのいちばんのごちそうです。

ロースかつ定食がそろったところ

かつは、ソースにつけて食べます。そのソースに、ごまを足すと、風味が上がります。

ごまは、店によって出し方が違います。すり鉢でごまを自分ですって入れる店もあれば、すってあるごまが置いてある店もあります。自分ですれる店なら、それも楽しみの1つです。

すりごまの器とソースを注ぐ小鉢

つけ方は、お好みで。ちょっとつけても、たっぷりつけても。ひと切れごとに、自分の好みを探してみてください。

ソースにつける前のかつ
ソースにつけたあとのかつ

3 練り辛子を少し ― 和風のマスタード

テーブルに練り辛子があったら、ぜひ。練り辛子は、和風のマスタード。とんかつに、ぴったりです。つんとくる独特の辛さがあるので、はじめは少しだけ。

小袋のからしをかつに絞る

テーブルには、岩塩やとんかつ醤油が置いてある店もあります。あったら、それぞれ一口試してみてください。ソースとは違った味わいになります。味変(あじへん。食べている途中で味を変えること)や、お気に入りの食べ方をさがすのも、楽しいものです。

4 おかわりできる店なら ― もう1杯

ご飯やキャベツを、おかわりできる店もあります。たとえば、かつはな亭では、ご飯、豚汁、キャベツ、お新香がおかわり自由です。

和幸やさぼてんは、おいしいとんかつで有名なチェーンです。旅先で看板を見かけたら、入ってみるのもいいですね。和幸は、基本、ご飯やキャベツのおかわりがあります。ただ、内容は店によって違うので、入った店のメニューや表示で、「おかわり自由」「お替わり自由」「お替り自由」の字を探してみてください。

メニューの「お替わり自由」の枠

キャベツをもう1皿、ご飯をもう1杯。おかわりできる店なら、満腹になるまで楽しめます。

おかわりして届いたご飯と豚汁

この店は、みそ汁がなんと豚汁! 私はご飯、豚汁、キャベツをおかわりして、満腹になりました

頼み方や払い方は、「定食屋・丼の店」の記事で紹介しています。入口に券売機がある店なら、「券売機の店」の記事も見てみてください。

まずは、これだけ

キャベツが先に来たら、かつを待つあいだに1皿目を。

ドレッシングが2種類あれば、2皿目は別の味で。

かつは、ごまを足したソースで。つけ方はお好みで。

練り辛子があれば、少しつけてみる。

岩塩やとんかつ醤油があれば、一口ずつ試して、お気に入りの食べ方をさがす。

おかわりできるかは、メニューの「おかわり自由」の字で見る。