出発前に読む
このサイトでは、旅の途中で困ったときの手がかりとして、警察・消防・レンタカー会社などの案内をもとにした情報を提供しています(2026年9月時点。法律の解説ではありません)。扱いは会社や機関によって違い、変わることもあります。実際に事故や故障にあったときは、警察・消防の指示と、借りた会社の案内に従ってください。
ぶつけた。パンクした。道の上で動かなくなった。
事故でも故障でも、最初の手はほとんど同じです。
安全な所へ → 110か119 → レンタカー会社。
この記事では、この3つを順番に見ます。そのあとで、出発前に用意しておくことを2つ紹介します。
1 まず、安全な所へ
高速道路では、手順が違います。 まず、ハザードランプ・発炎筒・三角表示板で後ろの車に知らせます(発炎筒と三角表示板は、無理のない範囲で置きます)。次に、全員で、自分の車より後ろの、ガードレールの外など安全な所へ移ります。車の中では待ちません。移ってから、110か非常電話で知らせます。けが人がいて救急車が要るときは、119で救急車を呼びます。くわしくは「高速道路で止まったら|車の中で待たない」を見てください。
ここからは、一般の道の手順です。
道路の上で事故や故障にあったら、ほかの車のじゃまにならない所へ車を移し、エンジンを切ります。
一般の道でも、三角表示板を使って、まわりに事故を知らせます(北海道庁)。積んであるかは、出発のときに確かめておきます(「高速道路で止まったら|車の中で待たない」)。
けがをした人は、どうしても必要なとき以外は動かしません。
車は移す。人は動かさない。
2 けが人がいれば119、事故は110
けが人がいれば、まず119で救急車を呼びます。救急車を待つあいだ、できる手当てをします。
事故は、110で警察に届けます。小さな事故でも電話します(トヨタレンタカー・バジェット・レンタカー)。理由は「小さな傷でも110|警察に届けた1枚が、あとで要ることがある」に。
電話をかけるのは、車を止めて、安全な所に移ってから。運転しながらや、歩きながらはかけません(北海道警察)。
日本語が分からないときや、自分でかけられないときは、近くの人に助けを頼みます。
東京・大阪・北海道の警察は、日本語が通じなければ通訳につなぐ、と英語で案内しています。電話を切らずに待ってください。
電話のあとは、警察が来るまで、その場を離れずに安全な所で待ちます。
3 最後に、レンタカー会社へ
レンタカー会社の番号は、借りたときにもらう紙(Rental Guide)に書いてあります(タイムズカーレンタル・ニッポンレンタカー・オリックスレンタカー)。
ニッポンレンタカーでは、電話するときに、借りたときの契約書を手元に出しておきます。
パンク・バッテリー・キー・ガス欠など、故障のときに症状ごとに知っておくことは「故障・パンク・バッテリー・キー・ガス欠|止まったときの手順カード」にまとめています。
覚えておく番号は、110と119の2つだけ。 あとは紙を見れば足ります。
出発前に1 その電話、110にかかりますか
データだけのSIMでは、110や119にかけられないことがあります。海外ローミングのスマートフォンでも、110にかからないことがあります(大阪府警察)。
借りたときの紙の番号が0120や0570で始まるときも、海外の携帯からはつながらないことがあります。ほかの番号も書いてあれば、一緒に控えておきます。
だから、出発前に2つだけ用意します。
・通話できる手段を1つ
・借りたときの紙の番号を、すぐ出せる所に
自分のSIMで110にかけられるかは、SIMを買った会社に確かめておきましょう。
出発前に2 北海道の夕方は、鹿に気をつける
北海道で鹿が関わる事故は、1年の約41%が10月と11月に、時間では7割以上が16時から24時に起きています。
鹿は群れで動きます。1頭が道を渡ったら、2頭目が来ると思ってください。車が近づいても、逃げずに立ち止まることがあります。
北海道警察や北海道レンタカー協会などが作った英語のチラシには、こんな一言があります。
ゆっくり走れば、北海道の美しい景色を、そのぶん長く見ていられる。
夕方の道は、急がずに。
もし鹿にぶつかったら、この記事の順番のままです。
まずは、この順番だけ
安全な所へ → 110か119 → 借りたときの紙の番号。
この3つだけ、覚えておいてください。
駐車場の精算機の前では、話が別です。困ったら、車を動かさずにインターホンです(「日本の駐車場で困ったとき|まず、インターホンを押す」)。
※扱いは会社や地域によって違い、変わることがあります。