レンタカーはどこで予約する? 総額はいくら?|4つの予約先を、同じ条件で調べてみた

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この記事の値段と条件は、2026年10月17日に、各予約先の画面と公式の案内で調べたものです。値段も条件も変わります。予約するときは、予約するページの最新の表示で確かめてください(保険や法律の解説ではありません)。

私たちのズバリはコレ! ― 最初に出た金額では決めない。4つを見てから決める

レンタカーの予約先に迷ったら、私たちは一覧の金額ではなく、次の4つを見て決めます。

  • 総額 ― その金額に、税と補償が入っているか
  • 補償 ― 事故のとき、店でいくら払うことになるか
  • 困ったときの窓口 ― 予約の変更や取り消しを、誰に言うのか
  • 取り消しの期限 ― 何日前までなら、お金が戻るか

実際に、同じ日・同じ空港・同じ大きさの車で、予約先を4つ調べました。一覧で見た金額は、どれも1万円前後〜2万円台。でもその中身が4つとも違っていて、金額だけでは比べられませんでした。

だから「どこがいちばん安い」とは言いません。代わりに、旅の条件ごとに、私たちならどこを選ぶかを5節に書きました。

1 どこで予約する?

入口は2つです。レンタカー会社の公式サイトと、たくさんの会社を一度に並べる予約サイト。

今回調べた予約サイトのうち、Economybookingsは規約で「自分たちは仲介役で、車の契約はレンタカー会社と直接結ぶ。予約の確認書は契約書そのものではなく、予約した証し」と書いています。rentalcars.comも、予約はサイトとの約束、車を借りる契約はカウンターで店と、という分け方です。この2社では、予約のことは予約サイト、車のことは店、と分かれています。

公式なら必ず安心、予約サイトなら必ず安い、ということはありません。どちらが合うかは、旅程の形で変わります。会社の選び方は「レンタカー会社の選び方|旅程の形で決まる」に書いています。

2 4社を実際に調べて分かったこと

調べた条件(4社とも同じ)

  • 那覇空港で借りて、同じ場所に返す
  • 2026年12月8日(火)10:00 → 12月11日(金)10:00の3日間
  • コンパクトクラス(小さめの車)
  • 運転する人は30〜65歳(サイトの初めの設定のまま)
  • 2026年10月17日の22時半ごろに、各社1回ずつ検索。予約の手前で止めています

一覧で見た金額(コンパクトの中で、いちばん下に出たもの。rentalcars.comだけはコンパクトの区分が無いので、ホンダ フィット同級の金額。並びは調べた順で、安い順ではありません)

予約先一覧の金額その金額に何が入っているか
Economybookings14,557円(表示は14,557.27円)「税と手数料込みの3日間の総額」と表示。この車の詳細画面に、Collision Damage Waiver(CDW)・盗難・相手への賠償(Third Party Liability)が込みと表示
Tabirai Car Rental14,750円〜税込み。免責補償(CDW)・ディスプレイオーディオかナビ・ETCの車載器が込みと画面に表示
ToCoo!9,545円税抜き。免責補償は込み。ToCoo!独自の必須の補償(T.A.S.)の金額は、見た段の画面には出ていない
rentalcars.com22,470円ホンダ フィット同級(「中型車」)。コンパクトの区分が無いので、この車で見た額で、一覧の最安ではない。税と補償が込みかは、確かめられなかった(未確認)

調べて分かったことは、4つです。

1 金額が「ある」ことと、比べられることは違う。 一見ToCoo!がずっと安く見えますが、税抜きで、必須の補償がまだ入っていません。Tabiraiは「〜」付きで、3日間を何日分の料金として数えているかを画面で確かめられませんでした。数字を並べるだけでは、順位はつけられません。

2 安く出た車は、空港の外の店が多かった。 Economybookings・Tabirai・rentalcars.comで見た車は、空港から送迎バスで店まで行く形でした(ToCoo!の店の場所は控えていません)。Economybookingsでは、同じクラスでも、空港のターミナルの中や近くの店の車は46,831〜59,944円で、送迎バスの店のおよそ3〜4倍でした。会社も違うので、差がぜんぶ送迎のせいとは言えませんが、店が空港の中か外かは、金額といっしょに見ておきたいところです。

3 クラスの分け方が、サイトで違う。 rentalcars.comには「コンパクト」という区分がなく、フィットは「中型車」に入っていました。

4 出てくる数も違う。 同じ日・同じ空港で、クラスを絞る前に出た数は、Economybookingsが114台、Tabiraiが177プラン、ToCoo!が367台、rentalcars.comが42台でした(Tabiraiだけ数え方が「プラン」)。多いほど良い、というわけではありませんが、出てくる車の数は入口で変わります。

3 同じ条件なのに、値段を比べられない理由

同じ日・同じ空港・同じ大きさで調べても、表示される金額の「中身」が入口ごとに違うからです。

  • 税 ― 込みの所と、抜きの所がある
  • 必須の補償 ― 最初から入っている所と、あとの画面で足される所がある
  • NOC(車のお休み代)の補償 ― どこも一覧の金額には入っていないか、入っているか分からなかった
  • 車のクラス ― 区分の名前と分け方が違う
  • 日数の数え方 ― 72時間を3日分で数えるか、4日分で数えるか

だから比べるときは、まず税と補償をそろえてから金額を見ます。表示価格の読み方は「同じ車に値段がいくつもある理由|予約画面の見方」、補償の段は「レンタカーの補償は3段」にまとめています。

4 予約先ごとの特徴と注意点

Economybookings

  • 一覧の金額に、税と手数料が込みと書いてありました(「3日間の総額」)。並べて見るときに、あとから足すものが少ない表示です。
  • 取り消しで戻るお金は、初めはEconomybookingsの中のお財布「E-Wallet」に入ります(元の支払い方法へ無料で引き出せます)。返金できないプランもあるので、予約の画面で確かめます。
  • 変更も取り消しも、Economybookingsの「My Bookings」から。取り消しを店に直接言うと、Economybookingsの返金の決まりは当てはまりません。 変更に手数料はかかりません(差額は払うか、戻るか)。
  • 飛行機が遅れたら、できるだけ早く電話で知らせるよう案内しています。店が車を待ってくれるのは最大1時間ほどのことがあり、遅れや欠航で生じた損は負わない、とも書いています。
  • 画面の言葉は、英語・簡体字・韓国語・日本語・インドネシア語・タイ語。中国語は簡体字だけで、繁体字の画面はありません。
  • 公開の評価は、Trustpilotで4.4(155,191件。2026年10月17日)。ページには「Trustpilotの有料プランを使っている」という表示があります。集め方は会社ごとに違うことがあるので、目安までです。

有料の「Full Coverage」は、払い戻し型です。店の補償とは別のものです。 事故のときに店での支払いがなくなるのではなく、店に払ったあとで、そのお金を請求して戻してもらう形です。今回の車では1日3,493.93円でした。

下は、Economybookingsの英語版の規約(2026年10月5日から有効の版)にある、Economybookings自身のFull Coverageの条件です。別の会社が提供するFull Coverageのこともあり、その場合の条件は予約の画面に出ます。今回の車のFull Coverageがどちらかは確かめていません(未確認)。 すべての予約に同じ条件が当てはまるとは限らないので、予約の画面に出る条件で確かめます。

  • 事故や盗難のとき、まず店に自己負担(免責額)などを払い、あとからEconomybookingsに請求して払い戻してもらう形
  • 請求は、返したあと30日以内に「My Bookings」から(上の版の規約。Economybookings自身のFull Coverageの場合)。認められればE-Walletに入り、引き出しは申し込みから14日以内
  • 払い戻しの上限は1,700ユーロ相当(同じく、上の版の規約。Economybookings自身のFull Coverageの場合)
  • 対象は、免責額、盗難の免責額、タイヤ・ガラス・車の下まわりなどの傷み、レッカー代、鍵の紛失、請求に関わって店が求める事務手数料
  • 対象外は、飲酒運転・給油の入れ間違い・道路でない所を走る・貸し出しの約束に反するといった過失、車内の汚れや傷み、相手の人や物への損害、自然災害など
  • CDWの代わりにはならない、と規約に書いてあります。受け取りのときの保証金も、Full Coverageがあっても免除されません
  • 受け取ったあとは、Full Coverageの代金は戻りません

NOC(車のお休み代)が払い戻されるかは、規約に書いてありません(未確認)。 対象になるとも、ならないとも言えません。 規約にNOCという言葉はなく、「請求に関わって店が求める事務手数料」に当たるかどうかも書かれていません。

「CDW」という言葉の意味にも注意します。 Economybookingsの規約では、CDWは「自己負担を、決まった額(免責額)までに抑えるもの」と説明されていて、免責額は残る前提です。補償3段の記事で書いた日本の店の免責補償(自己負担の5万円を払わなくてよくなるもの)と同じ中身かは、確かめていません。

つまり、補償3段の記事の物差しで言うと、Full Coverageは店の2段目・3段目のプランとは別に、あとからお金が戻る仕組みです。「受付でも事故のあとでも、店に1円も払わずに済む」ものではありません。ToCoo!のT.A.S.と同じく、レンタカー会社ではなく予約サイトの商品だ、と覚えておきます。

Tabirai Car Rental

  • 画面の帯に、免責補償(CDW)・英語表示のディスプレイオーディオ(車によってはナビ)・ETCの車載器・消費税が込みと書いてあります。
  • ETCカード、NOCの補償(会社の任意の補償)、乗り捨て料、ガソリン代、高速料金は、表示価格の外です。
  • 予約のあとの問い合わせは「レンタカー会社か旅行会社へ」と案内しています。
  • 今回は、3日間を何日分で数えた料金かを、画面で確かめられませんでした。繁体字の画面があるかは、確かめていません。
  • Trustpilotには、同じ形の評価のページが見つかりませんでした。

ToCoo!

  • 一覧の「Total」は税抜きです。消費税は予約の画面で足されます。
  • 免責補償は基本料金に込み。それとは別に、ToCoo!独自の補償T.A.S.(事故のときのNOCとレッカー代を補うもの)が、ToCoo!経由の予約では必須です。レンタカー会社の商品ではないので、店では入れません。今回見た段の画面には、T.A.S.の金額が出ていませんでした。
  • 飛行機の欠航や悪天候でも、取消料は免除されません。 変更は、取り消して予約し直す形です。
  • 繁体字(繁體中文)の画面があります。 ただ、予約が終わるまで繁体字のまま進められるかは、確かめていません。
  • Trustpilotには、評価のページが見つかりませんでした。

rentalcars.com

  • 予約はrentalcars.comとの約束、車の契約は店と、という分け方です。検索結果の並び順には、値段や評価だけでなく利益なども入れている、と自分で書いています。
  • 今回は「コンパクト」の区分がなく、車の詳細の画面も開けなかったので、税と補償が込みかは確かめられませんでした。
  • 公開の評価は、Trustpilotで1.5(156,034件。2026年10月17日)。こちらも目安までです。

口コミの点数は、順位づけに使いません。 評価の集め方がサイトごとに同じかどうかは分かりませんし、日本の2社は同じ場所に評価がありません。点数は「こういう声が集まっている」という目安までです。

5 私たちならこう選ぶ

1社に決めて「これが正解」とは言いません。旅の条件で、選び方が変わるからです。

金額を並べて見たい → 予約サイトで、同じ条件で検索します。今回いちばん並べやすかったのは、一覧に税と手数料込みの総額が出たEconomybookingsでした。Tabiraiも税込みで、免責補償が入っています。ToCoo!を見るときは、税と必須のT.A.S.を足してから比べます。

事故のとき、店で払うお金をできるだけ減らしておきたい → 補償を店の商品でそろえられる所で予約します。たとえばレンタカー会社の公式サイトなら、NOCまでなくすプランを予約のときに付けられる会社があります(ニッポンレンタカーは、自社サイトでフル補償を付ければ当日に足す補償はない、と案内しています)。予約サイトの補償(EconomybookingsのFull CoverageやToCoo!のT.A.S.)は、店のプランとは別物です。

予定が変わるかもしれない → 取り消しの決まりで選びます。決まりは会社ごとに違い、変わることもあります。たとえばタイムズカーレンタルでは、日本語のページと英語のページで、取り消しの決まりの書き方が違います。だから数字はここに並べません。予約ボタンを押す前に、予約する画面で次の4つを見ます。

  • 無料で取り消せる期限
  • 期限を過ぎたあとの取消料
  • 予約を変えるときの扱い(変更できるか、取り直しになるか)
  • 飛行機の欠航や遅れのときの扱い

飛行機が飛ばない心配があるなら、欠航でも取消料が免除されないToCoo!の決まりは、予約の前に知っておきたいところです。

予約のあとで困ったとき、窓口を1つにしたい → レンタカー会社の公式サイトで予約すれば、予約も車も同じ会社です。予約サイトを使うなら、どこに言えばいいかを確かめておきます(Economybookingsは変更・取り消しは自分たちへ、Tabiraiは予約のあとはレンタカー会社か旅行会社へ)。

日本語が分からない → 今回、英語の画面で検索まで進めたのは、Economybookings・Tabirai・ToCoo!の3つでした(rentalcars.comは、今回は日本語の画面で開きました)。Tabiraiは、英語表示のディスプレイオーディオかナビが込み(車による)と画面に書いています。店のカウンターで英語が通じるかは、店ごとに違い、今回は確かめていません。

繁体字で予約したい → ToCoo!に繁體中文の画面があります(予約が終わるまで繁体字で進められるかは未確認)。Economybookingsの中国語は簡体字だけです。

6 予約前に確認すること

予約ボタンを押す前に、ここだけ見ます。

□ その金額は税込みか

□ 必須の補償が、あとの画面で足されないか

□ NOCの補償をどうするか(店のプランか、付けないか。予約サイトの補償は店のプランとは別物)

□ 取り消しの決まり(無料の期限・期限後の取消料・変更の扱い・欠航や遅れの扱い)と、取り消しを言う窓口

□ 店は空港の中か、送迎バスで行く店か(送迎の乗り場と、着いてからの流れは「カウンターと駐車場の最初の30分」へ)

□ 事故・故障のときの緊急連絡先(予約確認書や、車を借りるときの案内にある緊急連絡先を確かめておきます。起きたときの動き方は「レンタカーで止まったら|手は、この順番で3つ」へ)

□ ETCカードを一緒に頼んだか(「ETCカード|予約のときに一緒に頼む」)

□ Economybookingsで予約するなら、保証金のためのクレジットカード(店がカードに保証金を押さえる、とEconomybookingsは案内しています)

ほかのチェックは「同じ車に値段がいくつもある理由」の「予約ボタンを押す前のチェック」に、全部入りでも払う場面は「全部入りでも0円にならないとき」にまとめています。

4つを見て決めたら、次は受け取りの日の流れです。「カウンターと駐車場の最初の30分」で、当日の動きを先に見ておけます。

※金額は、2026年10月17日に、上の条件で各社1回ずつ検索したときの一例です。最安を保証するものではありません。表示価格の中身、補償、取り消しと変更の決まりは、予約先やプランによって異なり、変わることがあります。