翻訳文で日本を運転する|台湾の人は、國際駕照ではなくこちら

出発前に読む

このサイトでは、旅の準備に役立つよう、公的機関やレンタカー会社などの案内をもとにした情報を提供しています(2026年9月時点。法律の解説ではありません)。決まりや条件は変わることがあります。出発前にかならず、記事の終わりにある公式の案内と、予約する会社で最新の内容を確かめてください。

台湾の免許で日本を運転するなら、用意するのは「日本語の翻訳文」(日文譯本)です。

台湾で出る「國際駕照」は、日本では使えません。

そのかわり、台湾の免許の原本に翻訳文を添えれば、日本で運転できます。

2025年10月に日本で厳しくなったのは、外国の免許を日本の免許に切り替える手続き(外免切替)です。旅行で、台湾の免許と翻訳文で運転するやり方は変わっていません(2026年10月時点)。

ドイツやフランスなど、ヨーロッパのいくつかの国の免許も、同じ翻訳文のタイプです。

翻訳文は、台湾で取っていく

台北駐日経済文化代表処の案内でも、出発前に台湾の監理機関で申請するほうが早いとされています。

台湾で取っていけば、日本に着いたその日から、運転の予定を組めます。

監理機関の窓口なら、その日のうちに

翻訳文は、各地の公路監理機関の窓口で申し込めます。

窓口なら、その日のうちに受け取れます。

料金は1通100元。

持っていくものは、運転免許証の原本と、身分証です。身分証は、写しでよいとする案内と、原本を求める監理所があります。

申し込めるのは、免許が有効期間内のときです。期限が切れていたら、出発前に免許を換えてから申し込みます。

窓口へ行く時間がなければ、オンラインでも申し込めます。監理服務網に会員としてログインして申し込み、翻訳文は郵送で届きます。届くまで7〜12営業日で、書留の郵送料が28元かかります。

旅行の前に窓口へ寄れば、その日のうちに1通。帰り道には、もう手元にあります。

日本に着いてから取るなら

日本に着いてからでも、翻訳文を取る道はあります。

・JAF(日本自動車連盟):日本の中からオンラインで申し込み、コンビニで印刷して受け取る

・台北駐日経済文化代表処:東京・大阪・横浜

・訪日運転者支援協会(ALADDIN):東京の窓口

どれも日数がかかり、JAFは長いと1〜2週間です。代表処の翻訳文は、使えるかを予約した会社に先に確かめます。

JAFの受け取り方は「JAFの翻訳文をコンビニで受け取る」に、代表処とALADDINの取り方は「免許を忘れた・受付で断られた」にあります。着いてすぐ運転する日があるなら、台湾で1通取ってから飛行機に乗ります。

住所は、免許と翻訳文でそろっている?

翻訳文の住所は、免許の住所とそろえます。

タイムズカーレンタルでは、翻訳文の住所が免許とぴったり同じでなければ、翻訳文を受け付けてもらえません。同じ場所を指していても、書き方が違えば通りません。

引っ越しなどで免許の住所が変わったら、JAFの案内どおり、翻訳文も取り直します。

出発前に、免許と翻訳文を並べて、住所を1行ずつ見比べてみてください。受付で指摘される前に、家で直せます。

翻訳文の期限は? 前に作った翻訳文は、また使える?

JAFの案内では、翻訳文の有効期間は、もとの免許の有効期限と同じです。

ただし、免許を更新したり、住所などの内容が変わったりしたら、新しい翻訳文が要ります。

日本で運転できるのは、日本に着いた日から1年のあいだです。免許の期限がそれより早く来るなら、そこまでです。

前に作った翻訳文が手元にあるなら、いまの免許と並べてみます。中身が同じかどうかで、そのまま使えるかが分かります。

期限の書いていない古い免許は?

台湾には、期限の書かれていない免許があります。

このままで翻訳文を作れるかは、翻訳文を申し込むときに、窓口で確かめておきます。

大きな車を借りるなら

ニッポンレンタカーは、予約の前に、翻訳文で運転できる車の種類を確かめるよう案内しています。9人乗りまでの免許で、10人乗りの車を予約してしまう例が増えているそうです。

大きな車で回るなら、予約の前に、翻訳文の車の種類の欄を一度見ておくと安心です。

受付では、何を見せる?

レンタカーの受付では、次の3つを見せます。

台湾の運転免許証(原本)

日本語の翻訳文(印刷した紙。別紙があれば別紙も)

パスポート

運転を交代する人がいるなら、その人の分も必要です。ニッポンレンタカーやトヨタレンタカーは、運転する人全員の分を求めています。扱いは会社によって違うので、予約する会社の案内で確かめておきます。

空港で、入国スタンプを確かめる

受付では、翻訳文と一緒に、パスポートの入国スタンプで日本に着いた日を見られます。入国審査でもらう上陸許可の印で、会社の英語の案内では stamp のほか seal とも書かれています。

トヨタレンタカーでは、入国日が確かめられないと車を借りられません。自動化ゲートではこの印がもらえないので、空港ではJNTO(日本政府観光局)の案内どおり、係員のいる入国審査に並びます。

入国審査が済んだら、税関に進む前にパスポートを開きます。印が無ければ、その場で係員にこの1文を見せます。

【係員に見せる日本語】上陸許可のスタンプをお願いします。

ここで確かめておけば、レンタカーの受付では、印のあるページをそのまま見せられます。

3つがそろったら

台湾の免許、翻訳文、パスポート。

この3つが手元にあれば、日本の道を自分のペースで走れます。

電車の窓から眺めるだけだった景色の中へ、自分でハンドルを切って入っていけます。

※翻訳文の申請窓口・料金・日数、レンタカーの受付で確認される内容は、変わることがあり、会社によっても異なります。出発前に、発行する機関と予約する会社の案内を確認してください。