カテゴリー: モデルプラン

  • 東京と富士山5泊6日 ― 冬の富士山を、2回待つ|東京に4泊、真ん中の1泊は河口湖で。はじめての日本を車なしで

    富士山は、行けば見える山ではありません。

    静岡県富士市が35年間、毎朝8時に目で確かめてきた記録があります。富士山の全体が見えたのは、12月と1月で10日に6日ほど。1年でいちばん見えやすい季節でも、10日のうち4日は、全体が見えません。

    だからこの旅は、富士山に2回のチャンスを用意します。東京に4泊して、その真ん中の1泊だけ、富士山のふもとの河口湖へ。着いた日の夕方に1回。宿で温泉に入って眠り、次の朝にもう1回。

    2026年11月1日時点の、鉄道会社・バス会社・自治体・国の公式の案内をもとにしています。冬の時刻がまだ発表されていないものは、そう書きました。発表されたら、このページを直します。

    先に答え ― 6日の流れと、決めておく3つ

    • 1日目: 空港から新宿へ。宿に荷物を置いて、夜は新宿で
    • 2日目: 晴れていたら朝に都庁の展望室で富士山を探し、そのあとは東京の東側(浅草・スカイツリー)へ
    • 3日目: 新宿から高速バスで河口湖へ。湖のほとりで夕方の富士山、夜は宿で温泉
    • 4日目: 朝の富士山。五重塔の公園へ寄って、午後のバスで東京へ
    • 5日目: 東京の西側(原宿・渋谷・新宿)。富士山を見そびれていたら、もう一度都庁へ
    • 6日目: 新宿から空港へ

    決めておくのは、3つです。

    1. 河口湖の1泊を、どの宿にするか。 朝の富士山を、宿の窓か、歩いて行ける湖のほとりで見られる所を選びます。土曜の夜にすると、冬の花火に当たるかもしれません(2027年の日程は発表待ち)。
    2. 新宿⇔河口湖の高速バスの予約。 乗る日の1か月前の同じ日から予約できる座席指定のバスです。ネットで払うと、片道2,000円になります。
    3. 大きな荷物を、どこに置いていくか。 河口湖へは1泊分の小さなかばんで行くのが楽です。東京の宿を4泊とも同じにして、留守の1泊のあいだ荷物を預かってもらえるか、予約の前に聞いておきます。

    この旅の前提 ― 2026年12月〜2027年3月

    冬は、富士山がよく見える季節です。富士市の記録では、朝8時に全体が見えた日の割合が、12月61.7%・1月60.0%・2月52.6%。3月は40.7%に下がります。

    ただし、これは富士山の南側、静岡県の街から見た記録です。河口湖は北側の山梨県にあり、同じ日に同じように見えるとは限りません。約束ではなく、季節の傾向として見てください。

    そのかわり、河口湖は寒い所です。

    1月の平均1月の日最高1月の日最低
    河口湖−0.4℃5.5℃−5.7℃
    東京5.4℃9.8℃1.2℃

    気象庁の平年値(1991〜2020年)です。河口湖の朝は、東京より7℃ほど冷えます。1月の河口湖は、平年で雪が月に37cm降り、積もった深さはいちばん多い日で25cm。東京で着ている上着の、もう一段暖かいものと、雪の上でも歩ける靴を持っていきます。

    混みそうな日も、先に見ておきます。

    • 日本の連休: 1月9日(土)〜11日(月・成人の日)。2月11日(木・建国記念の日)、2月23日(火・天皇誕生日)も祝日です
    • 台湾の春節の休み: 2月4日〜10日。2月27日〜3月1日も連休になると報道されています

    年末年始(12月30日〜1月3日)に重なるなら、東京の店や施設の休みに気をつけます。東京の年越しは → 東京4泊5日 ― 年越し

    1日目 ― 空港から新宿へ

    この旅の東京の宿は、新宿です。富士山へ行く高速バスのターミナル「バスタ新宿」が新宿駅の南にあり、3日目の朝、宿から歩いて乗りに行けるからです(理由は「宿を選ぶポイント」で)。

    • 成田から: 成田エクスプレス(N’EX)が、新宿まで乗り換えなしで走っています。リムジンバスなら新宿まで3,600円
    • 羽田から: リムジンバスで新宿駅西口まで約35分、1,400円

    宿に荷物を置いたら、夜は新宿で。駅の東側は、買い物と食事の入口です。

    この日の交通費(リムジンバスの例): 羽田から1,400円/成田から3,600円

    空港からの行き方をくらべるなら → 空港から市内へ、電車で

    2日目 ― 朝は都庁、それから東京の東側へ

    晴れた朝は、出かける前に、新宿駅の西側にある東京都庁の展望室へ上がってみます。入るのは無料で、予約も要りません。気温が低く見通しのきく12月〜2月は、西の空に富士山が見える日が多い、と東京都は案内しています。

    明日、河口湖で会う山を、先に東京から探しておく。見えたら、旅のいい予告編です。見えなくても、また5日目に来られます。

    それから、東京の東側へ。浅草と、とうきょうスカイツリーは、同じ日に回れる近さです。スカイツリーの天望デッキと天望回廊は、大人3,000円から(日によって値段が変わります)。

    東京の街の回り方や、浅草のあたりのくわしい話は → 初めての東京、どの地区に泊まるか

    東京の地下鉄だけで動く日なら、海外から来た人向けの Tokyo Subway Ticket(24時間 1,000円)が使えます。乗れるのは東京メトロと都営地下鉄の全線で、JRの線には使えません。

    この日のお金: 地下鉄の24時間券 1,000円+スカイツリー 3,000円から

    3日目 ― 新宿から河口湖へ。夕方の富士山と、宿の夜

    行き ― 高速バスで、乗り換えなし

    河口湖へは、バスタ新宿から高速バスで約1時間45分です。

    • 運賃: 大人2,200円。ネットで予約して払うと2,000円
    • 席: 座席指定。乗る日の1か月前の同じ日から予約できます
    • 本数: 朝の7時台〜10時台は、およそ10分おき(2026年10月23日の時刻表)

    午前中のバスで十分です。富士山を見るのは、今日の夕方と、明日の朝だからです。

    時間を読みたいなら、新宿から特急「富士回遊」もあります。乗り換えなしで約2時間、4,200円。自由席はありません(席が決まった券のほかに、席を決めずに乗る「座席未指定」の券もあります)。乗る日の1か月前の朝10時から買えます。たとえば平日の時刻表では、新宿10時30分発、河口湖12時24分着です。

    着いたら ― 荷物を宿へ、湖のほとりへ

    河口湖駅に着いたら、まず宿に荷物を。着いてすぐ部屋に入れなくても、荷物だけ先に置かせてもらえるかを、予約のときに聞いておくと身軽です。

    河口湖駅からは、湖のまわりを回る周遊バスが出ています。予約は要りません。湖の北側を回るレッドラインなら、河口湖駅から大石公園(河口湖自然生活館)まで27分。天上山へ上るロープウェイの乗り場(遊覧船・ロープウェイ入口)までは11分です。

    乗り放題の券は、1日券1,500円、2日券2,000円。駅から歩ける宿なら、周遊バスに乗るのは今日だけなので、1日券で足ります。宿が湖の北側などにあって、明日の朝も周遊バスで駅へ戻るなら、2日券にすると明日の朝も乗れます。2日券は河口湖駅のバスの窓口かネットで、1日券は車内でも買えます。

    4月に改訂された時刻表では、レッドラインは河口湖駅を朝9時から夕方5時45分まで15分おき。ただ、冬(11月〜3月)は止まる区間や本数が減る区間があると小田急が案内していて、冬の時刻はまだ出ていません。乗る日は、帰りの最終を先に見ておきます。

    ロープウェイの冬の運転時間と料金は、乗る前に確かめてください。

    夕方 ― 1回目のチャンス

    身軽になったら、湖のほとりへ。夕方からは冷え込むので、手袋と帽子をして、雲が切れるのを待ちます。

    夕方は、朝ほどは見えやすくありません。富士市の35年の記録でも、富士山の全体が見えた割合は、夕方4時が22.5%、朝8時が36.6%でした。

    だから、今日見えたら、それはおまけ。見えなくても、明日の朝がもう1回あります。この旅の組み方の、いちばんの得はそこです。

    夜 ― 宿で温泉と、冬の花火

    河口湖の夜は、宿で過ごす夜です。周遊バスは夕方に終わるので、夕食と朝食のつく「一泊二食」の宿にしておくと、寒い夜に食べる所を探して歩かずに済みます。

    土曜の夜なら、冬の花火に当たるかもしれません。2026年は、1月24日〜2月23日の土曜・日曜と2月23日の祝日、全部で11回。夜8時から8時20分まで、大池公園などで上がりました。2027年の日程は、まだ発表されていません。林野火災警報が出ると、中止になることがあります。

    花火のあとに、周遊バスはもう走っていません。見に行くなら、会場まで歩ける宿か、宿の送迎を頼める宿にします。

    この日のお金: 高速バス 2,000円(ネットで払った場合)+周遊バスの1日券 1,500円(明日も乗るなら2日券 2,000円)

    4日目 ― 朝の富士山、五重塔へ、そして東京へ

    朝 ― 2回目のチャンス

    この旅の、いちばんの時間です。

    起きたら、まず窓の外を。カーテンを開ける前の、少しどきどきする時間です。朝は、きのうの夕方より見えやすいことが多い時間。見えたら、急がずに、しばらく眺めていてください。

    周遊バスは、4月の時刻表では朝9時から。朝いちばんの富士山は、宿の窓か、歩いて出られる湖のほとりで見ます。

    宿が駅のそばで、周遊バスより早く湖のほとりへ出たいなら、甲府行きの路線バス(K2-Line)があります。河口湖駅を朝6時38分・7時38分・8時8分に出て、湖の北側の東のほう(遊覧船・ロープウェイ入口〜河口湖美術館のあたり)を通ります。このバスで湖のほとりへ出れば、周遊バスが走り出す前に富士山を待てます。時刻は4月の時刻表のもので、冬の時刻はまだ出ていません。

    午前 ― 五重塔と富士山の公園へ

    朝ごはんのあとは、新倉山浅間公園へ。五重塔と富士山が一緒に見える、写真でよく見るあの場所です。展望デッキは無料で、24時間開いています。

    河口湖駅から富士急行線で、下吉田駅へ。駅から歩いて10分です。五重塔の上までは398段の階段(ゆるやかな坂道もあって15〜20分)。冬は雪の日もあるので、歩きやすい靴で行きます。

    電車の時刻と運賃は、河口湖駅で確かめてください。朝のほうが富士山は見えやすいので、ここは午前のうちに。

    午後 ― 東京へ

    東京へは、河口湖駅から高速バスで新宿へ(約1時間45分)。河口湖駅を出る最後のバスは、2026年10月23日の時刻表では20時15分発でした。乗る日の最終便は、予約のときに確かめてください。電車なら、富士回遊が河口湖駅を14時8分・14時58分・16時48分・17時41分に出ます(平日の時刻表)。富士回遊は下吉田駅にも止まるので、新倉山浅間公園から河口湖駅へ戻らずに乗る手もあります(新宿まで4,010円)。

    冬は日が短いので、午後のうちに東京へ向かうと、宿に着いてからの夜が楽です。

    この日のお金: 高速バス 2,000円(ネットで払った場合)+富士急行線(河口湖⇔下吉田)の運賃。新倉山浅間公園は無料

    5日目 ― 東京の西側へ

    今日は、新宿のまわりの西側の街を歩きます。原宿、渋谷、新宿。どれも、山手線(東京の中心をぐるりと回るJRの線)の駅です。新宿に泊まっていれば、乗り換えなしで宿へ帰れます。

    河口湖で富士山を見そびれていたら、晴れた朝に、もう一度都庁の展望室へ。西の空に見つけたときの「あ、いた」は、なかなかのものです。

    この日はJRにも乗るので、地下鉄だけの券より、ICカードで払うほうが向いています。

    この日のお金: 電車代(ICカード)

    6日目 ― 新宿から空港へ

    • 羽田へ: リムジンバスで1,400円
    • 成田へ: 成田エクスプレス(N’EX)で乗り換えなし。リムジンバスなら3,600円

    リムジンバスは道路を走るので、混む時間には遅れることがあります。飛行機の時刻から逆算して、早めに出ます。

    この日の交通費(リムジンバスの例): 羽田へ1,400円/成田へ3,600円

    富士山が見えない日・雪の日

    この旅でいちばん大事なのは、見えなかった日の手です。

    雲で見えなかったら

    • 3日目の夕方に見えなくても、4日目の朝がある。 そのために、河口湖に泊まります
    • 2回とも見えなかったら、5日目の朝に都庁から。 12月〜2月は、東京からも西に富士山が見える日が多くなります
    • 河口湖で雲の日を過ごすなら、湖のまわりの美術館へ。 レッドラインの沿線に、河口湖美術館、久保田一竹美術館、音楽と森の美術館が並びます(冬の開館時間は、行く前に各館で)
    • 西湖のほうへ足をのばすなら、グリーンライン。 河口湖駅から、西湖いやしの里根場まで40分、富岳風穴まで49分(4月の時刻表で)

    天気予報が悪いと分かったら

    出発の何日か前に、3日目の夕方と4日目の朝がどちらも雨や雪の予報で、2日目のほうが晴れそうなら、河口湖の1泊を1日前(2日目の夜)にずらす手があります。日の流れは、こう変わります。

    • 2日目: 新宿から高速バスで河口湖へ。夕方の富士山、夜は宿で温泉
    • 3日目: 朝の富士山。五重塔の公園へ寄って、午後のバスで東京へ
    • 4日目: 東京の東側(浅草・スカイツリー)
    • 5日目・6日目は、そのまま

    動かすのは、河口湖の宿の日、高速バスの行きと帰りの日、東京の宿を留守にする日の3つです。どれも、変えた先の日に空きがあるかを先に確かめてから動かします。そのためには、はじめから、取り消しや変更ができる条件で予約しておきます。

    • 河口湖の宿は、予約の画面で、無料で取り消せる期限を見ておく。2日目の夜に空きがあるのを確かめてから、日を変える
    • 高速バスは、行きも帰りも1日早い便の空席を見てから変える。変えられるのは、予約したサイトだけです。サイトをまたぐなら、取り消して取り直すことになり、取消料がかかることがあります
    • 東京の宿には、留守にする夜と、大きな荷物を預かってもらう日が1日早くなることを伝えておく

    雪の日

    • 朝のうちに、バスや電車の運行の案内を見てから出る。 大雪の日は、高速バスが道路の事情で遅れることがあります。遅れても運賃は払い戻されません
    • 河口湖の朝は、氷点下。 1月の日最低気温の平年値は−5.7℃です。湖のほとりで待つなら、いちばん暖かい服で
    • 新倉山浅間公園の階段は、雪の日は無理をしない。 宿の近くの湖のほとりでも、富士山は待てます

    車を運転して富士山へ行くことは、この記事ではすすめません。冬の道を走るつもりなら、先にこちらを → 冬の日本を車で旅する

    宿を選ぶポイント ― 東京は新宿、河口湖は「朝の窓」で

    東京 ― 新宿に4泊

    場所: 新宿にしたのは、3つの理由です。

    • 富士山へ行く高速バスのターミナル(バスタ新宿)が、新宿駅の南にある。富士回遊も新宿から出る
    • 成田からはN’EXが乗り換えなしで、羽田からはリムジンバスが新宿駅西口に着く
    • 富士山が見えるかもしれない都庁の展望室が、駅の西側にある

    バスタ新宿に歩いて行ける、駅の南側か西側の宿だと、3日目の朝が楽です。

    東京駅のそばに泊まる手もあります。東京駅の八重洲南口からも河口湖行きの高速バスが出ていて(2,300円・全部の席が指定)、時刻表の例では、朝6時20分発で河口湖駅に8時27分に着きます(季節を限って走る便もあるので、乗る日の時刻表で)。乗車券は前もって買っておく決まりで、乗り場や車内で買うと現金だけです。

    値段: 予約サイトで、行く日を入れて見てください。連休(1月9日〜11日など)や台湾の春節の休み(2月4日〜10日)と、そのほかの平日を並べて比べると、日の選び方が見えてきます。

    東京都では、1人1泊の素泊まりの料金(税抜き)が1万円以上だと、宿泊税(100円か200円)がかかります。

    タイプ: 駅の近くのビジネスホテルが、この旅の基本です。

    荷物: 4泊とも同じ宿にすると、河口湖へ行く1泊のあいだ、大きな荷物を預かってもらえることがあります。預かってくれるかは宿しだいなので、予約の前に聞いておきます。預けられないなら、荷物を宿から宿へ送る手もあります → 荷物を宿から宿へ送る(手ぶら観光)

    新宿のくわしい話は → 新宿に泊まる

    河口湖 ― 1泊は「朝の窓」で選ぶ

    場所: この1泊の目的は、朝の富士山です。

    • 宿の窓から富士山が見えるか、歩いて出られる湖のほとりがあるか。 周遊バスは4月の時刻表で朝9時からなので、朝いちばんは歩ける範囲で見ることになります。宿の写真に富士山が写っていても、どの部屋からも見えるとは限りません。予約する部屋タイプに、富士山が見えると書いてあるかを確かめ、書いていなければ宿に聞きます
    • 河口湖駅から歩けるか、送迎があるか。 着いた日と帰る日は駅を使います。冬の夜道を長く歩かずに済む所を
    • 土曜に泊まって花火を見るなら、会場(大池公園・畳岩・八木崎公園)まで歩けるか。 花火のあとに周遊バスはありません

    値段: こちらも予約サイトで、行く日を入れて見てください。比べるときは、食事がつくかどうかを揃えて。

    この冬の旅には、河口湖のある富士河口湖町の宿泊税はかかりません。町の宿泊税(1人1泊200円)が始まるのは、2027年4月1日の予定です。4月に延ばす人は、そのとき確かめてください。

    タイプ: この旅に合うのは、温泉のある宿(旅館)か、駅の近くのホテルです。

    • 温泉旅館: 夕食と朝食つきの「一泊二食」が選べる宿なら、夜に外へ出なくて済みます。過ごし方は → 旅館の1泊
    • 駅の近くのホテル: 着いた日・帰る日の移動が楽。朝の富士山は、歩いて湖のほとりへ

    どの宿が合うか迷ったら → 日本の宿は4つ

    予算 ― 確かめられた交通費と入場料の小計(1人)

    新宿に4泊・河口湖に1泊し、空港と新宿のあいだをリムジンバスで行き帰りする場合の例です。旅行ぜんぶの費用ではありません。宿と食事、一部の電車代は入っていません。

    もの羽田から成田からもとにした数字
    空港 ⇔ 新宿(行き帰り)2,800円7,200円リムジンバス 羽田1,400円・成田3,600円×2
    新宿 ⇔ 河口湖(行き帰り)4,000円4,000円高速バス 2,000円×2(ネットで払った場合。窓口などでは2,200円)
    河口湖の周遊バス1,500円1,500円1日券(3日目だけ乗る場合)
    東京の地下鉄1,000円1,000円Tokyo Subway Ticket 24時間(2日目)
    スカイツリー3,000円3,000円天望デッキと天望回廊・大人3,000円から
    都庁の展望室・新倉山浅間公園0円0円どちらも無料
    小計(宿・食事・一部の電車代は別)約12,300円約16,700円2026年11月1日に調べた値段の例

    ここに、宿の5泊分(予約サイトで日付を入れた値段)と食事、5日目のJRや地下鉄の電車代、4日目の富士急行線(河口湖⇔下吉田)の運賃を足します。

    • 富士回遊で行き帰りするなら、+4,400円。 片道4,200円なので、往復8,400円になります
    • 4日目にも周遊バスに乗るなら、2日券にして+500円。 2日券は2,000円です
    • 河口湖の宿を一泊二食にするなら、その日の食事代は宿の値段に入ります

    本当に回れるか ― 先に押さえるもの

    • 新宿⇔河口湖の高速バスを、1か月前に。 座席指定です。行きも帰りも、乗る日の1か月前の同じ日から予約できます
    • 富士回遊にするなら、1か月前の朝10時。 自由席はありません
    • 河口湖の宿と高速バスは、取り消し・変更の条件を見て予約。 天気で河口湖の1泊を1日前にずらす余地を残せます
    • 東京の宿に、留守の1泊のあいだ荷物を置けるか、聞いておく
    • 周遊バスの冬の時刻を、出たら見る。 帰りの最終を先に
    • 3月に行くなら、富士回遊とバスの時刻は、乗る日の時刻表で。 この記事の富士回遊の時刻は、2026年3月14日からの表です

    縮めるなら・延ばすなら

    4泊5日に縮める

    東京の日を1日減らします。2日目(東側)を落とし、着いた次の日に河口湖へ。都庁の展望室は、着いた日の夕方か、帰る前の日の朝に回します。東京は実質2日ですが、富士山のチャンスは2回のまま残ります。

    最後の夜を河口湖にして、そのまま空港へ向かう手もあります。河口湖駅から羽田空港へ、乗り換えなしのバスが1日2本あります(12時発→羽田第3ターミナル14時47分着の予定/16時10分発→18時57分着の予定)。ただし、飛行機に間に合うかは、着く時刻の予定だけでは決められません。

    • 乗っていいかは、飛行機のチェックインの締め切りから逆算します。 締め切りの時刻は、航空会社の案内で確かめます。そこから、道路の遅れに備える余裕を引きます。時刻表の着く時刻は第3ターミナルのものなので、出発が別のターミナルなら、そこまで移動する時間も引きます。それでも14時47分より後に、まだ余裕が残る便のときだけ、12時発を使います
    • 余裕が取れない便なら、このバスはすすめません。 河口湖を最後の夜にせず、東京に泊まって、6日目と同じように新宿から空港へ向かいます
    • 1日2本だけで、道路の混み具合で遅れることがあります。12時発に乗りそこねたら、次は16時10分発(羽田着は18時57分の予定)です
    • 電話や「発車オーライネット」で予約したときは、前の日の17時までに乗車券を買わないと、予約が取り消されます。ネットの予約は3人までです
    • 大きな荷物は、原則として1人スーツケース1つほどまでです

    1日で富士山のよく見える場所をいくつも回りたい人は、河口湖に泊まらず、東京から日帰りのツアーにする手もあります。私たちが読んだツアーの案内では、新宿か東京駅に朝7時〜8時台に集まり、夕方6時〜7時ごろに戻る形でした。宿を動かさずに済みます。そのかわり、富士山のチャンスは1回になります。ツアーは「見えなかったら返金」ではありません。悪天候で会社が中止にしたときは、返金か別の日への変更です(商品による)。

    どちらにするか迷ったら → 東京から富士山へ1日で行くなら、ツアー? バス? 電車?

    河口湖にもう1泊(+1泊)

    湖の西のほうへ。グリーンラインで、西湖いやしの里根場(河口湖駅から40分)や、富岳風穴(49分)へ(4月の時刻表で)。富士山のチャンスも、もう1回増えます。

    箱根へ延ばす(+1泊)

    温泉の町、箱根を足すこともできます。ただし冬は、箱根ロープウェイが点検で一部の区間を休みます。

    • 2026年12月7日〜24日: 大涌谷〜早雲山が運休
    • 2027年1月12日〜2月26日: 桃源台〜姥子〜大涌谷が運休。代わりのバスがおよそ15分おきに出ますが、とても混み、道路の渋滞もあると案内されています

    東京からなら、新宿から小田急のロマンスカーで箱根湯本まで約80分。「箱根フリーパス」(新宿発 2日間 大人7,100円)で新宿からの運賃と箱根の乗り物がまかなえ、ロマンスカーに乗るなら特急券(片道1,200円)を別に買います。

    河口湖から直接行くなら、バスを乗り継ぎます。小田急の案内の目安では、河口湖〜山中湖35分、山中湖〜御殿場40分、御殿場〜仙石25分(混む時期は長くなる)。3区間を乗り継ぐので、初めての旅なら、いったん東京へ戻ってから出るほうが迷いません。

    TIPS ― 知っていると楽になること

    • 河口湖駅のバスの窓口は、朝6時30分〜夜7時。 周遊バスの2日券はここかネットで。1日券は車内でも買えます
    • 東京駅から河口湖へのバスは、乗車券を前もって買う決まり。 乗り場や車内で買うと現金だけで、SuicaやPASMOも使えません
    • バスタ新宿のバスの窓口は、朝5時40分〜夜11時45分。 早い便でも開いています
    • 羽田・成田から河口湖へ、乗り換えなしのバスもある。 ただし羽田からは朝と昼の2本(羽田第3ターミナル6時45分発・11時50分発)、成田からは昼前の2本(10時25分発・10時55分発)だけ。着いた日に、そのまま河口湖へ向かう旅には組みにくい本数です。成田からのバスは、車内で払うと現金だけです

    次に読む

    参考にした公式情報(30件)

    2026年11月1日に確認しました。時刻と運賃は変わることがあります。乗る日の分は、それぞれの公式の案内で確かめてください。

  • 長野4泊5日 ― 雪と温泉とスノーモンキー|野沢温泉に4泊、はじめての雪国を車なしで

    朝9時48分。野沢温泉の村のまん中、中央ターミナルから、1日に1本だけの急行バスが出ます。行き先は、山あいの谷の「スノーモンキーパーク」。冬、サルが温泉につかる地獄谷野猿公苑の、ふもとのバス停です。

    宿は1つ。荷物を運ぶのは、着く日と帰る日だけ。昼は雪の上、夜は村の外湯(共同のお風呂)。そして1日だけ、このバスでサルに会いに行く。これが、この記事の4泊5日です。

    2026年11月1日時点の、バス会社・スキー場・村・寺・県の公式の案内と、同じ日に経路検索で調べた値段をもとにしています。2026-27年の冬の分がまだ発表されていないものは、そう書きました。発表されたら、このページを直します。

    先に答え ― 5日の流れと、決めておく3つ

    • 1日目: 東京から新幹線で飯山へ、バスで野沢温泉へ。夕方は外湯
    • 2日目: スキーかスノーボードのレッスン。滑らない人は、ゴンドラで山の上へ
    • 3日目: もう1日、雪の上で。滑らない人は、村で湯と温泉卵の1日
    • 4日目: 直通の急行バスで、スノーモンキー(地獄谷野猿公苑)へ
    • 5日目: 野沢温泉から東京へ(長野駅で降りて、善光寺に寄る手も)

    決めておくのは、3つです。

    1. 野沢温泉の、どの宿に4泊するか。 宿を1つにすると、荷物を運ばずに済みます。4日目のバスの乗り場と、ゲレンデに歩いて行けるかで選びます。
    2. レッスンの予約。 野沢温泉のスクールの、海外から来た人向けのグループレッスンは12月21日〜3月21日だけ。12月〜2月は前もって予約するよう、スクールが案内しています。
    3. サルの日を、何日目にするか。 バスは1日1本です。天気と、サルの「出勤予報」を見て、ほかの日と入れ替えられるようにしておきます。

    この旅の前提 ― 2027年の1月〜2月

    1月〜2月は、この旅に要るものが全部そろう時期です。

    • 野沢温泉スキー場: 2026年11月28日〜2027年5月5日
    • 海外から来た人向けのグループレッスン: 12月21日〜3月21日
    • 野沢温泉→スノーモンキーパークの急行バス: 2026年12月5日〜2027年4月5日
    • サルが温泉に入るのは、12月〜3月ごろ

    混みそうな日も、先に見ておきます。

    • 日本の連休: 1月9日(土)〜11日(月・成人の日)。2月11日(木・建国記念の日)、2月23日(火・天皇誕生日)も祝日です
    • 台湾の春節の休み: 2月4日〜10日。2月27日〜3月1日も連休になると報道されています
    • 野沢温泉の道祖神祭り: 2026年は1月13日〜15日でした。2027年の日程は発表待ちです。下の「TIPS」に、見られるかどうかを書きました

    1日目 ― 東京から飯山へ、バスで野沢温泉へ

    野沢温泉へは、長野駅ではなく、その先の飯山駅で降ります。

    • 東京 → 飯山: 北陸新幹線で約1時間45分〜1時間51分。例: 東京7時52分発 → 飯山9時43分着(「はくたか」)
    • 飯山 → 野沢温泉: 飯山駅の4番のバス乗り場から、野沢温泉ライナーで約25分。切符は乗り場の横の券売機で

    飯山駅に止まる新幹線は「はくたか」だけです。「かがやき」や「あさま」に乗ると、飯山には止まりません。予約のときに、列車の名前を見てください。

    ライナーの冬の時刻は、まだ出ていません(11月1日)。新幹線とバスが接続していない時間帯もある、と野沢温泉観光協会は案内しています。冬の時刻表が出たら、乗る新幹線とバスを一緒に決めます。

    ライナーは、村の中央ターミナルに着きます(運行会社の時刻表の停留所名は「野沢温泉(中央ターミナル)」)。4日目のサルのバスが出るのと同じ場所なので、着いたら、どこから出るかを見ておくと、当日あわてません。

    宿に荷物を置いたら、外湯へ。村の中を歩いて回れる外湯は、入るのにお金がかかりません(お湯を守るための寄付は歓迎で、入口に寄付の箱があります)。冬(12月〜3月)は朝6時から開き、夜は湯によって9時〜11時に閉まります。

    入り方は、これだけ覚えておけば大丈夫です。

    • 湯に入る前に、座って体を洗う
    • 水着は着ない。タオルは湯に入れない
    • タオルと石けんは、自分で持っていく
    • 熱すぎて水でうめたいときは、先にほかの人に聞く

    湯はとても熱いことがあります。はじめてなら、熊の手洗湯(あつ湯とぬる湯がある)のような、ぬるめの湯から入ると楽です。

    この日の交通費: 東京から飯山へ 8,690円(指定席・例)+ライナー 600円(冬の運賃は発表待ち)

    新幹線の値段は、2027年1月19日(火)の指定席で、経路検索が出した例です。日によって少し上下します。

    東京にまだ着いていない人は、先にこちらを → 空港から市内へ、電車で

    2日目 ― はじめての雪の上へ

    滑る人 ― 午前はレッスン

    はじめてなら、まずレッスンです。野沢温泉スキースクールには、Canyons という会社が運ぶ、海外から来た人向けの部門があります。

    • グループレッスンは12月21日〜3月21日。 ほかの時期は個人レッスンだけです
    • 大人のグループは、1日(4時間半)16,500円、半日(2時間半)13,000円
    • 集まる場所と時刻は、予約の案内で先に確かめます

    スクールのあるゲレンデは、山の上のほうの日影です。温泉街から、屋根つきの動く歩道「遊ロード」(無料)で行けます。日影には、チケットセンター、トイレ、託児、食堂、レンタルの店もそろっています。

    リフト券は、1日券が大人7,800円・15歳未満4,700円(12月19日〜3月28日の通常の券)。ネットの受付は日本語の画面だけです。読めなければ、当日チケットセンターの窓口で買えば十分です(現金もカードも使えます)。

    この日のお金(滑る人): グループレッスン1日 16,500円+1日券 7,800円+レンタル(店で確かめる)

    スクールの代金に、リフト券やレンタルが入っているかは、予約の画面で確かめてください。

    レンタル、リフト券、スクールの順番や、着いてから滑り出すまでの流れは → リフト券・レンタル・スクール、何から予約する?

    滑らない人 ― ゴンドラで山の上へ

    滑らなくても、山の上には行けます。

    長坂ゴンドラは、壁が全面ガラスの10人乗り。ふもとの長坂から山の上のやまびこ駅まで、約8分で789m上がります。ゴンドラだけに乗る搭乗券があり、大人3,750円・子ども2,750円。下りは無料なので、上がるときだけ払います(ICカードの保証金500円が別にかかることがあり、返せば戻ります)。

    長坂ゴンドラが動くのは、冬は8時30分〜15時30分です(天候で変わることがあります)。山の上で過ごしたら、15時30分より前に、余裕をもって下りに乗ります。

    やまびこ駅のすぐ下に、窯焼きピザのキッチンセアボスと、その2階のレストハウスやまびこがあります。その横には、子どもがそりで遊べるゲレンデがあり、プラスチックのそりは無料で借りられます。滑る人がレッスンのない日なら、ここで昼に待ち合わせられます。レッスンの日に昼を一緒にするなら、昼休みの時間と集まる場所を、先にスクールで確かめてから決めます。山の上は、ふもとより冷えます。

    山の上へは、日影ゴンドラ(大人2,250円・子ども1,650円、こちらも下りは無料)もあります。

    ふもとで過ごすなら、日影のキッズパークへ。そりのコースやふわふわの遊具があって、入るのは無料です(12月19日〜3月28日・9時〜16時・雪しだい)。中の動く歩道「ナスキーウェイ」だけは有料です。授乳やおむつ替えができる無料の休憩室もあります。12月19日〜3月28日の土日の13時30分ごろには、マスコットの「ナスキー」がキッズパークに来ます。

    1歳〜6歳の子を預けて滑りたいなら、日影に託児所があります(1日7,000円・定員20人ほど)。予約は11月16日9時から受け付けていて、週末は混みます。

    この日のお金(滑らない人): 長坂ゴンドラ 3,750円(下りは無料)

    3日目 ― もう1日、雪の上で

    滑る人 ― 上ノ平で、もう1日

    2日目に習ったことを、もう1日。上ノ平とパラダイスのゲレンデは、なだらかで広いゲレンデです。ふもとより気温が低い所です。

    疲れたら、昼で上がって外湯へ。滑る日を1日にして、この日を何もしない日にしてもかまいません。宿が同じなので、予定を軽くするのも簡単です。

    この日のお金(滑る人): 1日券 7,800円+レンタル

    滑らない人 ― 湯と温泉卵と、村の散歩

    朝は、坂の上の麻釜(おがま)へ。90℃近いお湯がわき、村の人が野菜や卵をゆでる「村の台所」です。村の人のほかは中に入れませんが、近くから湯けむりを眺められます。いちばんきれいなのは朝です。

    温泉卵は、自分で作れます。卵とネットを近くの土産店で買って、松葉の湯・十王堂の湯・上寺湯・熊の手洗湯の横にある釜に入れ、20分ほど待つだけです。

    待つあいだに、店先の蒸し器から湯気の立つ温泉まんじゅうを1つ(1個70円から)。食べながら、外湯の建物を見て歩きます。村のシンボルの大湯は江戸時代からの湯屋の形で、中尾の湯はいちばん大きな木造の湯屋です。入らなくても、外から見るだけで楽しめます。

    村には、スタンプを押す台が27か所あります。10個集めるとタオルがもらえます(スタンプ帳は観光案内所や土産店で)。

    体が冷えたら、スパリーナへ。水着で入る大きな露天風呂です(大人900円。水着は借りられます)。開いている時間と休みの日は、案内によって書き方が違うので、行く前に確かめてください。

    村の中は坂が多く、外湯めぐりにも上り下りがあります。年配の人と一緒なら、1日に2〜3か所で十分です。日影へは遊ロード、長坂へは村の中を回るシャトルバス(12月12日〜3月28日)を使えば、坂をかなり省けます。

    この日のお金(滑らない人): 温泉まんじゅうと卵くらい+スパリーナ 900円

    4日目 ― 直通の急行バスで、スノーモンキーへ

    この旅の、いちばんの日です。

    長電バスの急行バスが、野沢温泉からスノーモンキーパークまで、乗り換えなしで走ります。前の冬も同じ時刻で走っていた路線です。今冬の時刻表では、行きは毎日走ります。

    野沢温泉(中央ターミナル)飯山駅(2番)スノーモンキーパーク
    行き9時48分発10時15分10時50分着
    帰り15時15分着14時50分14時15分発
    • 運賃: 片道2,000円
    • 乗り場: 野沢温泉の中央ターミナルの「Ex88」(スノーモンキーパーク行き・冬だけ)
    • 払い方: 車内でクレジットカード・タッチ決済・PayPay・Alipay が使える、と時刻表にあります

    今冬の分で、まだ分からないこともあります。帰りの運転日(前の冬は毎日。今冬の時刻表は欄が空いています)、帰りの運賃(2,000円は前の冬の額)、現金が使えるか、予約や定員があるか。

    宿と入苑券を決める前に、長電バスに確かめます。 聞くのは、①帰りが走る日 ②予約が要るか、要るならその方法 ③定員があるか、の3つです。帰りが毎日走るとわかれば、サルの日をほかの日と入れ替えられます。

    スノーモンキーパークのバス停から公苑までは、雪の山道を歩いて約35分。10時50分に着いて歩くと11時25分ごろ。帰りのバスは1日1本の14時15分発です。35分ちょうどで歩けるとは限らないので、13時10分ごろには公苑を出ます(バス停に13時45分ごろ着いて、30分の余裕)。雪が深い日や道が凍っている日は、もっと早めに。公苑にいられるのは、約1時間45分です。

    山道は舗装されていません。坂や段差があり、車いすやカートなど車輪のついたものでは通れません。冬は長靴やスノーブーツで。スーツケースは要りません。宿に置いたまま出かけられるのが、野沢温泉に4泊する、いちばんの得です。

    入苑料は、12月1日から大人がWebで880円、窓口で1,000円。冬(12月〜4月)は、Webで券を買った人が先に入れます。

    公苑のサルは野生で、檻も柵もありません。だから、守ることが3つあります。

    • 食べ物は、絶対にあげない。 食べ物は預けてから入ります。人から食べ物をもらうのを覚えると、足元にまとわりついたり、荷物を取ったりするようになります
    • 近くで、目をじっと見ない。 サルにとっては、けんかを売る顔です
    • 子ザルが近づいてきたら、すぐ離れる

    写真やビデオは撮れます。ただ、カメラをお風呂に入れる、ドローンや自撮り棒を使う、といった撮り方はできません。

    サルは来ない日もあり、来なくても払い戻しはありません。公苑は週ごとに「サルたち出勤予報」を出し、その日にサルが来ているかを公式のX(旧Twitter)とFacebookで知らせています。行く前の晩に見て、来そうな日を選びます。

    15時15分に村へ戻ったら、外湯で冷えた体を温めます。

    この日のお金: バス 4,000円(行き帰り)+入苑 880円(Web)

    バスに乗れなかったら ― 長野駅をまわる

    このバスは1日1本です。乗れなかったときは、長野駅をまわって行けます。野沢温泉からライナーで飯山へ、新幹線(11分)か飯山線(約50分)で長野へ、長野駅の東口24番の乗り場から急行バス(約50分・3,000円)でスノーモンキーパークへ。かかる時間は乗り継ぎしだいで、春〜秋の時刻で組むと片道2時間20分〜2時間40分ほど、約4,200〜6,300円です。直通の2倍から3倍かかります。冬のライナーの時刻が出たら、組み直します。

    長野駅からの急行バスは、並んだ順に乗り、満席なら次の便です。公苑は冬は16時に閉まるので、遅く着くと見る時間が短くなります。

    帰りに14時15分のバスを逃したときも、長野駅行きの急行バスはあります(最終は17時発)。ただし、その日のうちに野沢温泉まで戻れるかは、まだわかりません。 飯山から野沢温泉へのライナーの冬の最終便が、まだ発表されていないからです。冬の時刻表が出たら、戻れるかを確かめておきます。

    5日目 ― 野沢温泉から東京へ

    • 野沢温泉 → 飯山: ライナーで約25分
    • 飯山 → 東京: 「はくたか」で約1時間50分

    善光寺に寄るなら: 飯山から新幹線で長野へ(11分)。長野駅の善光寺口の1番のりばからバスで善光寺大門まで約15分(善光寺の案内では190円)、そこから本堂まで歩いて約5分です。

    本堂の中の「内陣」と「お戒壇巡り」には、内陣券(800円・善光寺史料館も入れる)が要ります。12月〜2月は16時に閉まります。内陣券は、本堂に正面から入って右手の発券機で買います。大きな荷物は、長野駅のコインロッカーに預けてから行きます。

    この日の交通費: ライナー 600円+飯山から東京へ 8,690円(指定席・例)
    善光寺に寄る場合の例: ライナー 600円+飯山から長野へ 1,410円(自由席)+バス 190円×2+長野から東京へ 8,250円(指定席)=10,640円

    雪で列車が遅れることがあります。帰国の飛行機は、この日に入れないほうが安心です。日本を出るのは、東京にもう1泊した次の日に。

    宿を選ぶポイント ― 野沢温泉の、どこに泊まるか

    場所 ― バスの乗り場と、ゲレンデに歩けるか

    • 中央ターミナルに歩ける所。 飯山からのライナーが着くのも、4日目のサルのバスが出るのもここです(停留所の名前は「野沢温泉(中央ターミナル)」)
    • ゲレンデに歩ける所。 野沢温泉スキー場は、ふもとのゲレンデを「ほとんどの宿から歩いてすぐ」と案内しています。ただ距離は宿によって違い、道が凍る日もあります。地図で、いちばん近いゲレンデまでの道を見ておきます
    • スクールに通うなら、日影の側か、遊ロードの入口に近い所。 スクールは日影にあり、温泉街からは遊ロードで行けます

    冬の送迎があるかは、予約の前に宿に聞いておきます。

    値段 ― 予約サイトで、日付を入れて見る

    野沢温泉の冬の1泊の値段は、公的な目安が見つかりませんでした。予約サイトで、行く日を入れて見てください。連休(1月9日〜11日など)や台湾の春節の休み(2月4日〜10日)と、そのほかの平日を並べて比べると、日の選び方が見えてきます。

    宿の値段とは別に、宿泊税がかかります。野沢温泉村は素泊まりの料金の3.5%で、1人1泊6,000円未満ならかかりません。長野県の分もあるので、合わせた額は予約のときに宿で確かめてください。

    タイプ ― この旅に合う宿

    • 旅館: 温泉の村らしい泊まり方です。過ごし方は → 旅館の1泊
    • ペンション・ホテル: 村にはこちらもあります。宿を比べるときは、上の「場所」を先に見ます

    どの宿が合うか迷ったら → 日本の宿は4つ

    予算の合計 ― 1人、4泊5日でいくら?

    東京から行き帰りし、野沢温泉に4泊する場合の例です。宿と食事は入っていません。

    もの滑る人滑らない人もとにした数字
    新幹線 東京 ⇔ 飯山(行き帰り)17,380円17,380円指定席 8,690円×2(2027年1月19日の例。日やきっぷの種類で数百円変わる)
    ライナー 飯山 ⇔ 野沢温泉(行き帰り)1,200円1,200円600円×2(春〜秋の運賃)
    急行バス 野沢温泉 ⇔ スノーモンキーパーク4,000円4,000円2,000円×2
    地獄谷野猿公苑880円880円Webの入苑料(窓口は1,000円)
    グループレッスン 1日16,500円―大人1日(4時間半)
    リフト券 2日15,600円―1日券 7,800円×2
    長坂ゴンドラ(上りだけ)―3,750円大人の搭乗券・下りは無料
    外湯0円0円寄付は歓迎
    合計(宿・食事・レンタルは別)約55,600円約27,200円2026年11月1日に調べた値段の例

    ここに、宿の4泊分(予約サイトで日付を入れた値段)と宿泊税、食事を足します。滑る人は、レンタルの代金も足します(店で確かめてください)。滑らない人は、スパリーナ(900円)に行くならそれも。

    • JR EAST PASS(5日間 35,000円)は、この旅だけなら元が取れません。 新幹線の行き帰りは約17,400円です。それに、長野駅から先のバスはパスでは乗れません
    • 善光寺に寄るなら、内陣券800円と、交通費の差(上の5日目)を足します

    本当に回れるか ― 先に押さえるもの

    • レッスンを、まず予約。 グループは12月21日〜3月21日だけ。12月〜2月は前もって予約するよう案内されています
    • 新幹線は「はくたか」で、指定席を早めに。 飯山に止まるのは「はくたか」だけです
    • 飯山からのライナーの冬の時刻を、出たら見る。 新幹線と接続していない時間帯があります
    • サルのバスは、宿と入苑券を決める前に、長電バスに確かめる。 帰りが走る日・予約の要否と方法・定員の3つ。乗れなかったときの道(長野駅まわり)も知っておきます
    • 公苑の入苑券は、Webで。 冬はWebの券の人が先に入れて、120円安い
    • サルの日は動かせるように。 出勤予報と天気を見て、2日目〜4日目の中で入れ替えます
    • 小さな子を預けるなら、託児所を早めに。 予約は11月16日から、週末は混みます

    縮めるなら・延ばすなら

    3泊4日に縮める

    3日目(滑る2日目)を落とします。滑らない人が多い組なら、2日目を落として、外湯とサルの旅にしてもかまいません。

    東京の年越しとつなげる

    年末年始に東京にいるなら、東京4泊5日 ― 年越しのあとに、この旅をつなげられます。野沢温泉のグループレッスンは12月21日から始まっています。

    白馬へ延ばす(+2泊)

    もっといろいろなスキー場で滑りたいなら、白馬へ。ただし、野沢温泉から白馬への行き方は、いったん長野駅へ戻ります(飯山から長野へ新幹線11分、長野駅の東口から白馬へ特急バス)。

    • 長野駅 ⇔ 白馬の特急バスは、春〜秋の案内で1時間10分〜2時間5分(冬の時刻は発表待ち)
    • 白馬バレーの共通券は、1日 大人11,100円(Webで販売中)。買ったら取り消せませんが、滑る日は白馬バレーのシャトル(V線)に無料で乗れます
    • 白馬八方尾根と栂池高原は、12月1日から営業の予定です
    • 白馬村にも宿泊税があります(1人1泊200円から)

    白馬に泊まってサルに行く、公共の直通のバスは見つかりませんでした。だからこの記事では、サルの日は野沢温泉にいる間に入れています。

    野沢温泉と白馬、どちらが合うかは → 長野のスキー場、どこにする?

    吹雪の日・雨の日

    吹雪の日は、無理に動かない日にします。宿が同じなので、外湯と宿で過ごす日にするのが簡単です。

    • サルの日にしない。 地獄谷野猿公苑は、天候などで予告なく閉まることがあります。バスも、道路の事情で遅れることがあります
    • 村で過ごすなら、スパリーナ。 水着で入る露天風呂と、休憩室があります
    • 長野へ出る日なら、善光寺。 本堂の中は屋根の下です(12月〜2月は16時に閉まる)
    • 大雪は、数日前から知らされることが多い。 その日を、移動しない日に回します

    1月〜2月でも、暖かい日に雪が溶けて道がぬかるんでいた、という旅行者の声があります。雪の道は、歩幅を小さく、靴の裏全体をつけて歩くと転びにくくなります。

    雪の上を車で走るつもりなら、先にこちらを → 冬の日本を車で旅する。雪道を走ったことがないなら、雪国の中は列車やバス、ツアーに任せるのが安心です。この旅は、そのとおりに組みました。

    TIPS ― 知っていると楽になること

    • 道祖神祭りは、国の重要無形民俗文化財の火祭り。 2026年は、券のある人だけが見られました。券は村の人と、村に泊まって見たい人に出ました(宿に聞く形)。日帰りでは見られません。2027年の決まりは発表待ちです。
    • 長野駅から先のバスは、JR EAST PASS では乗れない。 野沢温泉の急行バスも、長野駅からの急行バスも、別に払います。

    次に読む

    参考にした公式情報(55件)

    2026年11月1日に確認しました。値段は、同じ日に1回だけ調べたものです。

  • 東京4泊5日 ― 年越し|12月29日〜1月2日、初めての東京で年をまたぐ

    2026年10月27日時点の、鉄道会社・施設・寺社の公式の案内と、同じ日に予約サイトと経路検索で調べた値段をもとにしています。2026-27年の分がまだ発表されていないものは「前年は」と書きました。発表されたら、このページを直します。

    大晦日の夜0時。浅草寺の鐘が鳴りはじめます。108回つくのに、およそ40分。夕方を過ぎると、境内には少しずつ人が集まり、年が明ける瞬間を待ちます。

    そして2027年最初の日の出は、東京で朝6時50分です。

    東京の年越しの主役は、お寺と神社です。この記事は、そこに合わせて組んだ4泊5日です。

    先に答え ― 5日の流れと、決めておく3つ

    • 1日目 12月29日(火): 空港から宿の地区へ。夜は宿の近くで
    • 2日目 12月30日(水): 東側の1日。浅草・上野・スカイツリー
    • 3日目 12月31日(木) 大晦日: 昼は西側(渋谷・原宿・新宿)。夜は、どこで0時を迎えるかを選ぶ
    • 4日目 1月1日(金) 元日: 初詣と、元日に開いている所
    • 5日目 1月2日(土): 空港へ

    決めておくのは、3つです。

    1. 12月31日の夜を、どこで過ごすか。 0時をお寺で迎えるか、神社で迎えるか、早く寝て元日の朝に出るか。これで、泊まる地区が決まります。
    2. 元日に開いている所。 百貨店や、上野の美術館・博物館の多くは閉まります。けれど、展望台や博物館の中には、元日に開く所があります。
    3. 宿は、12月31日の1泊だけが高い。 12月30日・1月1日・1月2日は、ふだんと大きく変わらないか、安くなります。

    この旅の前提 ― 2026-27年の暦

    2027年の元日は金曜日です。

    • JR東日本は、12月30日〜1月3日が休日の時刻表です。平日より本数が少ない時間があります。
    • 上野の東京国立博物館は12月26日〜31日、国立西洋美術館と国立科学博物館は12月28日〜1月1日が休みです。
    • 百貨店は、元日を休む店が多くあります。髙島屋は2027年1月1日・2日とも、ほとんどの店が休みです。
    • 皇居の中の参観は、12月28日〜1月4日は休みです。

    何が閉まるかを日付ごとに見たいときは、年末年始の総合の記事にまとめます。

    1日目 12月29日(火) ― 着いたら、宿の地区へ

    着いた日は、宿の地区まで行くことだけを考えます。この旅の宿は、上野・浅草を基本にしました(理由は「宿を選ぶポイント」で)。

    • 成田から上野: 京成スカイライナーで、乗り換えなし。乗っている時間は41分。2,567円(ICカードで払う運賃1,267円+スカイライナー券1,300円)。
    • 羽田から浅草: 京急の特急で、乗り換えなし。41分。ICカードで599円。

    スカイライナーは全部の席が指定席です。ICカードをタッチするだけでは乗れません。駅の券売機・窓口か、京成のネットの予約で、先にスカイライナー券を買います。運賃のほうは、ICカードで払えます。

    新宿に泊まるなら、成田からはスカイライナーと山手線で1時間22分(2,820円)。東京駅に泊まるなら、成田エクスプレス(N’EX)で乗り換えなし、1時間8分(3,140円=運賃1,410円+指定席の特急券1,730円)です。N’EXも全部の席が指定席で、乗る前に特急券が要ります(駅の指定席の券売機や、JR東日本のネットの予約で)。運賃はICカードで払えます。N’EXは、12月29日でも11月の平日と同じ値段でした。

    宿に荷物を置いたら、夜は宿の近くで。上野なら、JR上野駅と御徒町駅のあいだに、アメ横の商店街があります。

    この日の電車代: 成田から上野へ 2,567円(羽田から浅草なら 599円)

    空港からの行き方をくらべるなら → 空港から市内まで、何で行く?

    2日目 12月30日(水) ― 東側の1日。浅草・上野・スカイツリー

    東京の東側は、駅と駅が近い1日です。

    • 上野 → 浅草: 銀座線で5分
    • 浅草 → とうきょうスカイツリー: 東武で3分
    • とうきょうスカイツリー → 上野: 東武と銀座線で14分

    朝は浅草寺へ。本堂は、10月〜3月は朝6時30分から開いています。翌日の夜、ここで鐘が鳴ります。昼のうちに、明るい境内を見ておくのもいいものです。

    上野の主な美術館・博物館は、この日は休みです(東京国立博物館・国立西洋美術館・国立科学博物館)。だから上野は、アメ横の日にします。日本政府観光局(JNTO)の記事は、年末のアメ横はとても混み、12月31日の朝までに売り切れる品も多い、と書いています。年の暮れの東京の顔を見るなら、この通りです。

    夕方は、スカイツリーへ。12月29日〜31日は朝9時〜夜10時30分まで開いています(最後に入れるのは9時30分)。入場料は、天望デッキと天望回廊で大人3,000円から。日によって値段が変わるので、予約サイトで行く日の値段を見てください。

    雨なら、スカイツリーの足もとのソラマチに、すみだ水族館があります(年中無休)。

    この日の電車代: ICカードで670円(上野 → 浅草 → スカイツリー → 上野)

    3日目 12月31日(木) 大晦日 ― 昼は西側、夜は0時の場所を選ぶ

    昼 ― 渋谷・原宿・新宿

    • 上野 → 渋谷: 銀座線で乗り換えなし、28分
    • 渋谷 → 原宿: 山手線で2分
    • 原宿 → 新宿: 山手線で4分
    • 新宿 → 上野: 山手線で乗り換えなし、25分

    大晦日の昼は、前の日の下町とは反対の、西側の街を歩きます。

    原宿駅は、明治神宮の最寄りの駅です。今夜、明治神宮で年をまたぐ(下のB)なら、明るいうちに原宿駅から神宮の入口までを歩いておくと、夜の道に迷いません。

    新宿は、駅の東側が買い物と食事の入口です。西側の都庁の展望室は、この日は休み(12月29日〜31日)。元日は休みの日に入っていないので、4日目に回せます(開くかどうかは、前の日に公式の案内で確かめてください)。

    夜に向けて、夕方には宿へ戻ります。大晦日の夜は長くなります。いったん休んで、暖かい服に着替えてから出ると、0時まで楽です。

    この日の電車代: ICカードで772円(上野 → 渋谷 → 原宿 → 新宿 → 上野。夜に出かける分は別)

    夜 ― どこで0時を迎えるか

    先に知っておくことが1つあります。大晦日の夜、終電のあとも電車が走る線と、止まる線があります。

    2026-27年に発表されているのは、JR東日本の東京まわりの6つの線の臨時の電車です。山手線は、1時〜4時50分ごろ、およそ10〜30分おき。ほかの線は、本数がもっと少なくなります。

    地下鉄と私鉄の2026-27年の分は、まだ発表されていません(10月27日)。前年は、都営地下鉄は終電で止まりました。東京メトロも止まったと伝えられています。京王と京成は、前年は夜通し走りました。

    だから、0時の場所と、泊まる地区と、帰りの線は、セットで決めます。

    A 浅草寺で、除夜の鐘を聞く

    0時に、鐘が鳴りはじめます。およそ40分。夕方を過ぎると、境内は少しずつ人で埋まっていきます。

    浅草に泊まれば、帰りは歩いて宿へ。浅草を通る東武は、前年、大晦日も終電で止まりました。地下鉄も上のとおりです。この夜を浅草寺で過ごすなら、12月31日の1泊は浅草の宿が向いています。 上野に泊まる人は、浅草から上野の宿まで、歩くかタクシーで帰ることになります。歩く道と時間を、明るいうちに地図で確かめておいてください。上野駅に来るJRの臨時の電車は、浅草からの帰りには使えません。

    B 明治神宮で、年をまたぐ

    前年は、12月31日の夜、閉まらずに夜通しお参りできました(東京都の観光公式サイトの案内)。大晦日から1月3日までに、数百万人がお参りに来ます。

    最寄りは、山手線の原宿駅です。0時を過ぎても、山手線は臨時の電車で走ります。ただし臨時の電車は1時ごろからです。0時すぎにお参りを終えたら、駅で1時ごろまで待つこともあります。暖かい服で出てください。だから、山手線の駅の近く(新宿・渋谷・上野など)に泊まっていれば、帰り道がはっきりします。浅草からなら、夜9時に出て37分ほど(431円)。浅草の宿へ戻る地下鉄のうち、都営浅草線は前年は終電で止まりました。銀座線も止まったと伝えられています。

    C 神田明神で、元日0時を迎える

    神田明神では、2027年1月1日、お札やお守りを受ける窓口が0時から開きます(夜9時40分まで)。前年は、元日0時に門が開き、30万人以上がお参りに来ました。境内のようすは、ライブ映像で24時間見られます。出かける前に、混み具合を見ておけます。

    0時のあと宿へ戻る線は、出かける前に経路検索で決めておいてください。

    D 早く寝て、元日の朝に出る

    0時に外にいなくても、年越しはできます。早く寝て、元日の朝に初詣や初日の出に出かける人もいます。

    スカイツリーでは、元日の朝5時30分〜7時30分に、初日の出の特別な営業があります。入場は5時30分〜6時。11,000円で、公式の抽選(11月5日12時〜11月26日23時59分)は580枚です。ふだんの入場では、大晦日の夜は9時30分が最後の入場なので、展望台で0時を迎えることはできません。

    0時の場所で、泊まる地区が決まる

    こうしたい近い地区大晦日の夜の帰り道
    浅草寺で除夜の鐘浅草歩いて帰れる(上野の宿なら、歩くかタクシー)
    明治神宮で年越し新宿・渋谷・上野(山手線の駅)山手線の臨時の電車(1時〜4時50分ごろ。0時すぎは待つことがある)
    東京タワーのあたりで年越し東京駅・銀座・浜松町浜松町駅に山手線・京浜東北線の臨時の電車
    スカイツリーの初日の出に当たった押上・浅草(入場は朝5時30分〜6時。「宿を選ぶポイント」の注意)
    成田から来て、成田へ帰る上野(スカイライナー)・東京駅・新宿(N’EX)前年は、京成上野〜京成成田で夜通し電車が走った

    カウントダウンは?

    2026-27年の東京のカウントダウンの催しは、10月27日の時点では、まだ発表がありません。前年は、都庁の都民広場で、12月31日の夜11時30分から催しがありました。渋谷のスクランブル交差点では、前年、区の公式のカウントダウンはありませんでした(6年続けて中止)。前年の渋谷区の案内では、路上でお酒を飲むことが「毎日18時から翌5時まで」禁止されていました。

    東京ディズニーリゾートは、12月31日も夜9時までです。年越しの営業はありません。

    4日目 1月1日(金) 元日 ― 初詣と、元日に開いている所

    朝 ― 初詣

    前の晩に0時を外で迎えたなら、朝はゆっくりで大丈夫です。0時の初詣と、朝5時30分のスカイツリーの両方を入れると、ほとんど眠れません。

    初詣の混む時間は、口コミが目安です。元日は0時前後と昼(11時〜14時ごろ)がいちばん混み、朝6時30分〜8時ごろと夕方からは、すきやすいと言われています(浅草寺・明治神宮)。ただ、天気や年によっては、時間をずらしても混みます。

    神社では、鳥居の前で一礼して、参道のまん中を歩かないのが作法です。

    昼から ― 元日に開いている所

    元日の時間が、もう出ている所です。

    場所元日ひとこと
    東京スカイツリー(押上)朝8時〜夜10時(最後の入場は9時)初日の出の営業のあと、ふだんの営業
    東京国立博物館(上野)昼12時〜夜8時年末は休みで、元日から開く。コレクション展は一般1,000円
    東京ディズニーリゾート朝9時〜夜9時1デーパスポートは大人11,900円(12月27日〜1月2日)

    次の4つは、元日を休みの日にしていない所です。元日の時間は、行く前の日に公式の案内で確かめてください。

    場所ふだんの時間ひとこと
    都庁の展望室(新宿)朝9時30分〜夜10時(北展望室は夕方5時30分まで。入れるのは、閉まる30分前まで)無料。12月29日〜31日・1月2日・3日は休み。元日は休みの日に入っていない
    チームラボプラネッツ(豊洲)朝8時〜夜10時12月31日は夜8時まで
    すみだ水族館(ソラマチ)―年中無休
    東京シティビュー(六本木の展望台)朝10時〜夜10時11月13日〜2月14日は毎日開く期間

    元日は閉まる所が多い日ですが、展望台のいくつかは開きます。年の最初の東京を、上から見られる日です。

    上野に泊まるなら、昼は東京国立博物館、夕方は新宿へ出て都庁の展望室、という組み方ができます(上野 → 都庁前は、銀座線と大江戸線で30分、317円)。北展望室は夕方5時30分まで(入れるのは5時まで)で、南と北のどちらが開くかは日によって違います。元日に開くかどうか、開いている展望室と時間を、前の日に公式サイトで確かめてください。夕方は、東博から移る時間と、展望室に上がるまでの列も見込んで、早めに出ると安心です。

    元日の買い物: 百貨店は、ほとんど休みです。前年、元日から開いていたと紹介されているのは、ソラマチ(朝10時から)・ららぽーと・ラフォーレ原宿・ドン・キホーテ(福袋も)・ユニクロ(1月1日〜8日の「新年祭」)などです。2027年の分は、11月〜12月に各店が発表します。

    元日の食事: 三が日は休む飲食店もあります。前年の元日も、コンビニは開いていました。行きたい店があれば、前の日に店の案内で確かめてください。

    この日の電車代: ICカードで634円(上野 ⇔ 都庁前の行き帰り。初日の出で上野から押上へ行く人は、286円を足す)

    5日目 1月2日(土) ― 空港へ

    • 上野 → 成田: スカイライナーで乗り換えなし、1時間5分。2,567円(スカイライナー券を先に買う)
    • 東京 → 成田: N’EXで乗り換えなし、1時間6分。3,140円(特急券を先に買う)
    • 浅草 → 羽田: 都営浅草線から京急へ乗り換えなし、43分。599円
    • 新宿 → 羽田: 山手線と京急で44分。580円

    飛行機が遅めの時間なら、朝のうちに少しだけ。航空会社が案内する「空港に着いておく時刻」から逆算して、宿に預けた荷物を受け取る時間と空港までの時間を引いても、まだ余裕があるときだけにしてください。子ども連れや大きな荷物があるなら、この日は空港へ向かうだけで十分です。上野の国立科学博物館は、1月2日から開きます(12月28日〜1月1日が休み)。百貨店は、前年は1月2日から初売りの店がありました(髙島屋は2027年1月2日も休み)。

    前年は、1月2日に皇居で新年の一般参賀がありました。2027年の分は、まだ発表されていません。

    この日の電車代: 上野から成田へ 2,567円

    宿を選ぶポイント ― この旅なら、どこに泊まるか

    場所 ― 0時の場所と、帰りの線で選ぶ

    どこに泊まるかは、3日目の夜の表(「0時の場所で、泊まる地区が決まる」)のとおりです。

    この記事の基本を上野・浅草にしたのは、成田から乗り換えなしで着けて、浅草寺まで近いからです。0時を明治神宮で迎えたいなら、新宿や渋谷の宿が合います。

    スカイツリーの初日の出に当たった人へ: 入場は朝5時30分〜6時で、集まる場所はスカイツリータウン1階の「ソラマチひろば」です。6時を過ぎても入れますが、混んで日の出に間に合わないことがある、とスカイツリーは案内しています。10月27日に経路検索で、元日の朝5時から上野を出る電車を探すと、押上に着くのは5時36分でした。元日の朝の電車の時刻は、12月にならないと分かりません。押上か浅草に泊まると、電車を待たずに歩いて行けます。ただし浅草も広いので、宿からソラマチひろばまで歩いて何分かを、地図で確かめてから宿を決めてください。

    ディズニーの近く(千葉県浦安市)に、大晦日だけ泊まる理由は、あまりありません。 年越しの営業がないからです。

    値段 ― 高いのは、12月31日の1泊だけ

    地区12月29日12月30日12月31日1月1日1月2日
    上野・浅草のあたり約1.9万円約2.1万円約3.2万円約1.6万円約1.2万円
    新宿のあたり約2.3万円約2.3万円約3.2万円約1.9万円約1.6万円
    東京駅・銀座のあたり―約2.7万円約3.1万円約1.8万円約1.5万円

    1人1室(税込)。10月27日の夕方に楽天トラベルで、おすすめ順の上から十数件〜30件ほど(ビジネスホテルが中心)の、最初に出たプランを見た、真ん中あたりの値段です。宿の最安でも、地区の平均でもありません。

    同じ宿どうしで比べると、12月31日は前の晩の1.3〜1.5倍ほど。元日はその半分ほどに下がる例が多くありました。上野・浅草のあたりでは、11月の平日(11月18日)のほうが、12月30日より高いくらいです。

    2人で1室に泊まると、1室の値段は、1人で泊まるときの1割前後〜3割増しくらいでした(12月30日・31日で調べた例)。1人分にすると、およそ半分強です。

    渋谷のあたりは、12月31日に1人で泊まれる空きが少なく、10月27日の時点で残っていたのは、一棟貸しや高い宿が中心でした。

    値段は毎日動きます。予約の画面では、最後に払う金額と、無料で取り消せる期限を確かめてください。東京都では、1人1泊の素泊まりの料金(税抜き)が1万円以上だと、宿泊税(100円か200円)がかかります。

    タイプ ― この旅に合う宿

    • ビジネスホテル: この旅の基本。駅の近くに多く、上の値段もほとんどがこのタイプです。→ ビジネスホテル
    • カプセルホテル: 1人旅で、とにかく安くしたい人に。新宿のあるカプセルホテルは、12月31日でも4,500円でした(10月27日に見た例)。→ カプセルホテル

    地区ごとのくわしい話は → 初めての東京、どの地区に泊まるか/上野・浅草に泊まる/新宿に泊まる/東京駅・銀座・日本橋に泊まる

    予算の合計 ― 1人、4泊5日でいくら?

    上野・浅草のあたりに1人1室で4泊し、成田から行き帰りする場合の例です。

    もの値段の例もとにした数字
    宿 4泊(12月29日〜1月1日の夜)約86,700円上の表の真ん中あたりの値段を足したもの
    空港の電車(行き帰り)約5,100円スカイライナー 2,567円×2(運賃はICカード・スカイライナー券を含む)
    市内の電車(2〜4日目)約2,100円2日目 670円・3日目の昼 772円・4日目 634円(上野 ⇔ 都庁前)。大晦日の夜に出かける分と、初日の出で押上へ行く分は入っていない
    入場料約4,000円スカイツリー 3,000円〜・東京国立博物館 1,000円(都庁の展望室は無料)
    合計(食事は別)約98,000円+食事10月27日に調べた値段の例

    大晦日の夜は、どこで0時を迎えるかで電車代が変わります(浅草に泊まって浅草寺なら0円)。2人で1室なら、宿の1人分はおよそ半分強になります。ディズニー(1デーパスポート 大人11,900円)や、スカイツリーの初日の出(11,000円)を入れるなら、その分を足してください。

    本当に回れるか ― 先に押さえるもの

    • 宿は、まず12月31日の夜を押さえる。 1泊だけ値段が上がり、渋谷のあたりでは10月の時点で空きが少なくなっていました。
    • スカイツリーの初日の出は、11月26日まで。 抽選です。結果は12月1日に分かります。
    • 京都・大阪へ延ばすなら、新幹線の指定席は乗る日の1か月前の朝10時から(JR東海の案内)。 12月30日に乗る分なら、11月30日の朝10時です。
    • 上野の美術館・博物館は、年末に休み。 東京国立博物館に入るなら元日の昼からです。
    • 初詣の混む時間は、公式には分かりません。 口コミを目安に、時間をずらす手があります。
    • 0時を外で迎えたら、元日の朝は遅めに。 元日の予定は、昼からにしておくと無理がありません。

    年末年始に、11月のうちに申し込むものは、別の記事にまとめます。

    延ばすなら

    京都・大阪へ(+3泊)

    1月2日に、空港ではなく東京駅へ。新幹線で京都まで、のぞみで2時間15分です。

    • 12月25日〜1月5日は、のぞみに自由席がありません。 全部が指定席です。東京 → 京都は、指定席で14,570円(12月30日の東京 → 京都と、1月3日の京都 → 東京で同じ値段でした)。
    • ひかり・こだまには自由席があります。 ただ、JR東海自身が「例年大変混雑」と書いています。12月30日のひかりの自由席は13,320円でした。
    • JRパスを使うなら: 全国のJRパスでは、のぞみにはそのままでは乗れません。ひかり・こだまに乗れます(のぞみは、専用の券を買えば乗れます)。
    • 前年、東京から西へ向かう新幹線が混んだのは12月27日〜31日の午前、東京へ戻る向きは1月2日〜4日の午後でした。

    京都の年始は、休む所があります。二条城の二の丸御殿の中が見られるのは、12月26日〜1月5日のあいだでは1月4日だけです(城の休みの日の案内から数えた日)。京都御所の参観は12月28日〜1月4日、京都国立博物館は12月28日〜1月1日が休みです。

    → JRパスは買う?

    雪の長野へ(+2〜3泊)

    東京から長野へは、北陸新幹線で1時間30分ほど(あさま)。12月30日と1月3日の指定席は、10月27日に調べると8,850円でした。経路検索では、この2日は1年でいちばん高い時期(最繁忙期)の料金で出ました。

    年末年始は、指定席を早めに取ってください。長野へは、JR EAST PASS(5日間 35,000円)も使えます。

    雪の上を車で走るなら、先にこちらを → 冬の日本を車で旅する

    コミケに行くなら(12月29日〜31日)

    コミケ109は、2026年12月29日〜31日です。3日目は大晦日。

    コミケの日は、昼を会場(東京の有明)で過ごし、2日目・3日目の昼の予定と入れ替えます。12月31日の夜は、この記事の「夜 ― どこで0時を迎えるか」から選べます。会場の時間は、11月6日に出るウェブのカタログで確かめてください。

    → コミケ109(2026年冬)ガイド/コミケはどこに泊まる?

    雨の日

    12月30日・31日に屋根の下で過ごすなら、スカイツリー、すみだ水族館、チームラボプラネッツ(12月31日は夜8時まで)、六本木の東京シティビューがあります。元日なら、ここに東京国立博物館と都庁の展望室が加わります。

    年末年始の時間は、施設ごとに違います。出かける前に、それぞれの公式の案内で確かめてください。

    TIPS ― 知っていると楽になること

    • 大晦日の夜、終電のあとに走ると発表されているのは、JR東日本の6つの線の臨時の電車(2026-27年)。 地下鉄と私鉄の分は、10月27日の時点ではまだ発表がありません。「夜通し、全部の電車が走る」わけではありません。
    • Tokyo Subway Ticket で乗れるのは、東京メトロと都営地下鉄だけ。 大晦日の夜に走る山手線には使えません。
    • このプランなら、1日券よりICカードのほうが安いか同じくらい。 2日目は670円、3日目は772円。東京メトロの24時間券は700円です。JRと東武にも乗る日なので、地下鉄だけの券では全部は払えません。
    • 4泊のうち、12月31日の1泊だけ地区を変える手もあります。 0時の場所の近くに泊まれば、帰り道が短くなります。

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    参考にした公式情報(33件)

    2026年10月27日に確認しました。値段は、同じ日に1回だけ調べたものです。